南武線矢野口駅高架下駐輪場は無料とすることを求める緊急要請書

2007年3月19日

石川良一 稲城市長殿

日本共産党稲城市議団 多羅尾 治子
岡田 まなぶ
同 稲城市委員会 楠原はるとし


 3月15日付「広報いなぎ」によれば,南武線高架化事業の進捗に伴い,矢野口駅高架下の駐輪場が4月1日から「有料」でオープンするとのことです。
 南武線高架化事業は,総事業費598億円の計画ですすめられ,事業費の負担割合は,JR東日本11%で65億円,残りの90% 533億円を国・都・市で負担する仕組みになっています。そのため,稲城市民の税金も80億円がつぎ込まれることになります。
 ところが,高架下の利用では8700m2の大半,85%をJRが占有し,稲城市が利用できる部分はわずか15% 1300m2となっています。
 道路の渋滞緩和を目的にした高架化事業だとしても,地元自治体に80億円もの負担を求めながら,自転車やバイクでのJR利用者へのサービスに新たな負担を押しつけるなどとんでもありません。
 本来,鉄道利用者への利便をはかることは,事業者の責任ではないでしょうか。市民一人あたり10万円を超える税金がつぎ込まれている高架化事業でありながら,高架下の利用などでもっとも受益を受けるのはJRに他なりません。
 また,予定されている利用料は,通勤や通学のために利用する場合でも,新たに年間1万円前後の大きな負担となります。したがって,稲城市として有料化方針を改め無料とすることを求めると同時に,JRに対しても同趣旨の要望を稲城市として行うよう強く要請します。

以上。