いま子供の教育の問題は,いじめ・不登校・学力の低下や学級の崩壊など,とても深刻です。そうしたなか今議会に,『30人学級実現を求める請願』が1万人をこえる署名とともに提出され,審議が行われました。
広がる少人数学級
−4月から13県増の43道府県に拡大−
稲城市では3年連続でこの請願が提出されています。署名は,一昨年は7千,昨年は9千,今年は1万人を超えました。全国的にも,少人数学級は大きく広がりを見せています。今年3月の読売新聞は,『少人数学級,来年度から13県増の43道府県に拡大』と報道。昨年11月の朝日新聞は,国の動向について,『国庫負担で少人数学級 文部科学省,来年度から運用緩和方針』と報道しました。国でも,多くの自治体でもその実現の波は大きく広がっています。
市長会,教育長会でも,40人未満学級の編成を要望
−問われる市教委の市政−
私たちの住む多摩地域でも,市長会,教育長会が,都に40人未満の学級が編成できるよう要望を出しています。ところが稲城の教育長は,審議でひたすらその必要性を否定。稲城の教育長として,市民要求に背を向ける特異な姿勢が問われました。
少人数学級はどこでも歓迎されている
市議団は本会議最終日(3月26日)の討論で,『少人数学級の効果は,一人ひとりの子どもたちに教師の目が行き届き,いじめや学級崩壊などの問題にきめ細かく対処できること。少人数学級実施の自治体では「子どもの発言の機会が増えた」「子どもたちが教え合い,励ましあうようになった」など,どこでも歓迎されている。小学校低学年での30人学級なら11クラス,35人学級なら4クラス増でできる。一歩ずつ足を踏みだすことが大事』と請願の採択を求める賛成討論をおこないました。その後の採決で『30人学級実現を求める請願』は,はじめて趣旨採択となりました。
採択・趣旨採択は22名中18名にのぼる
採択にはいたらなかったものの,稲城の市議22名中18名にのぼる市議が採択・趣旨採択を求めました。30人学級実現に向けての流れは確実に広がっています。
|
陳情項目
- 市内小中学校での「30人学級」実現。当面,(1)小学校低学年での「少人数学級」の早期実現。(2)36人以上の学級を直ちになくす。
- 国,都に「30人学級」実現の意見書提出。
|