日本共産党稲城市議団ニュース No.225(2008年1月)


2008年

くらしを守り,福祉・教育・環境を大切にする政治を


 2008年がはじまりました。
 日本共産党稲城市議団は,昨年の市議会議員選挙で3議席へと前進し,3人の力を合わせ,議員提案や公約で掲げた切実な要求実現に取り組んできました。
 市民の厳しいくらしが続くもと,今年も私たちは,身近な要求実現をはじめ,公約で掲げた,くらしを守り,福祉・教育・環境を本当に大切にする政治の実現に力を尽くします。

2008年1月 日本共産党稲城市議団



iバスの市立病院玄関前乗り入れ

1月7日からはじまりました


 多くの市民から待望され,昨年6月議会で楠原市議,9月議会で岡田市議が一般質問で求めてきた,iバスの市立病院玄関付近での乗降が,1月7日よりはじまりました。
 日本共産党稲城市議団は引き続き,市民のみなさんがより利用しやすいiバスとなるようがんばります。



12月市議会報告


 今回は,昨年の12月3日から21日まで行われた,稲城市議会12月議会での審議内容と日本共産党稲城市議団の一般質問,議員提案などの取り組みをご報告します。

健康調査,環境調査を求める陳情

市民の健康と環境にかかわる切実な陳情として採択を求めました

 今議会に,"稲城市において市民の健康調査および環境調査の実施を求める陳情"が852人の署名とともに提出され,審議されました。
 陳情の内容は,尾根幹線開通による交通量増加にともなう排ガス問題,多摩市の廃プラスチック処理施設の有害化学物質排出の問題など,稲城に暮らす子どもたちや市民への健康への影響が危惧されることから,健康調査,環境調査を求めるものです。
 審議の中で岡田市議は,多摩市の「廃プラ施設」の問題では,未知の化学物質や複合影響などの問題点があることを指摘。 専門家の中からも危惧する声が出されています。
 現に「施設」が隣接する川崎市では市民の危惧する声にこたえ,環境調査が実施されています。
 こうしたことからも,市民が健康への心配を影響する声を気持ちを受けとめて,"稲城の良好な環境を将来の世代に継承していく"という稲城市環境基本条例の理念にもしっかりたって,市民の健康保持と稲城の良好な環境を求める切実な市民陳情として,採択することを求めました。

議員提案

"都営住宅建設整備計画の新たな策定を求める意見書"を提案しました

 日本共産党稲城市議団が提案した「都営住宅建設整備計画の新たな策定を求める意見書」は,市議会の最終日の本会議で審議されました。 党市議団を代表して,楠原市議が提案理由の説明と質疑に対する答弁を行いました。
 楠原市議は,石原都政になって新規の都営住宅建設がストップされ,入居は空き家募集が中心になっていること,入居募集の実態として都住宅供給公社募集センターが発表しているたとえば2007年5月の空き家募集では東京全体で1,517戸の募集に対し57,592人,稲城ではわずか9戸に199人が応募していること,しかもこうしたことが常態化し都営住宅の入居はますます困難になっていることなどを明らかにして,意見書の提出を訴えました。

日本共産党稲城市議団の一般質問

「後期高齢者医療制度」の実施凍結と抜本的な制度見直しを
−岡田まなぶ市議−

 4月から,75歳以上の高齢者を対照にした「後期高齢者医療制度」の実施が予定されています。高い保険料,保険料の年金からの天引き徴収,高齢者の保険医療の制限,滞納による保険証取り上げなど,高齢者の医療と暮らしに深刻な負担と影響をおよぼすことが危惧されています。
 私は,市として制度の実施凍結・抜本的な見直しを求めること,4月実施を控え,少なくとも保険料を国民健康保険税より抑える取り組みを行うことなどを強く求めました。(その他,まちづくり条例の制定,病時保育の実施,市立保育園のクーラー設置などについて質問しました)

リンパ浮腫治療用装具の療養費至急を
−たらお治子市議−

 乳がんや子宮ガンなどの施術の後に腕や足がむくむ病気が「リンパ浮腫」です。
 この病気の治療用装具である「弾性ストッキング・スリーブ」の療養費支給を,多くの市町村が国民健康保険で認めるようになっています。 稲城市ではまだ認められていません。
 国保で認めるようにとの提案に市は,「最終的には保険者判断ではあるが明確な基準がない状況では支給は困難」と答弁。 医師の診断書などがあれば認める自治体もあります。 稲城市でも行えることです。(その他,障害者控除対象者認定などについて質問しました)

南山開発「造成工事答申」遵守を
−楠原はるとし市議−

 身近な地域要求への対応では,多摩川河川敷内のスポーツ広場の整備,稲城大橋下スポーツ広場の管理改善,東長沼釜池公園に水道とベンチの設置検討,JR矢野口駅駐輪場の改善。
 福祉の充実では,福祉電話へのユニバーサルサービス料の無料化が実現しました。
 まちづくりでは,南山開発に対する造成工事検討委員会の答申書を市として遵守させるなどの答弁がありました。
 しかし,聴覚障害者への補聴器用電池の補助,国保税の市民負担軽減については,前向きな答弁は見られませんでした。



12月議会の陳情等の結果


陳情等に対する各会派の態度と結果

(○,賛成;×,反対;△,趣旨採択)(*1:採択,冨永;不採択,北浜,川島,藤井)
 











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無所属 結果



稲城市において市民の健康調査および環境調査の実施を求める陳情 × × *1 × 不採択
国際園芸博覧会の多摩地域での開催に関する意見書提出を求める陳情 趣旨採択
都営住宅建設整備計画の新たな策定を求める意見書 × × × × × × 否決
東京における介護保健事業等の介護人材確保に関する意見書 × × × × × 否決


◆国際園芸博覧会の多摩地域での開催に関する意見書提出を求める陳情

 2013年の「(仮称)東京多摩国際園芸博覧会」の開催実現を求める意見書を東京都に提出することを求める陳情。
 「緑豊かな多摩地域の魅力を国内外に発信するために,国際園芸博覧会を開催することは,「環境の調和」という時代の要請にも応えるもの」と陳情要旨で述べられ,賛同する立場で賛成しました。

◆東京における介護保健事業等の介護人材確保に関する意見書

 市民自治を前進させる会が議員提出議案として提出。
 高齢者の介護サービスは今,深刻な人材不足に直面しています。 介護に携わる人たちが誇りを持って働き続けられるよう,介護労働者の待遇改善を国の責任で緊急に講じることが必要です。 しかし,介護事業所に対する報酬を引き上げると,保険料や利用料の負担増に跳ね返るしくみになっています。 これを解決するために,介護保険は国庫負担を増やして保険料と利用料の負担を軽減すべきです。
 こうすれば報酬を引き上げても国民と利用者の負担を増やさず,サービスの向上と職員の待遇改善にあてられます。 こうしたことから,意見書提出に賛成しました。