2001年第4回稲城市議会定例会  議案一覧


議 案
第58号議案 稲城市職員の再任用に関する条例
第59号議案 稲城市学校設置条例の一部を改正する条例
第60号議案 平成13年度東京都稲城市一般会計補正予算(第3号)
第61号議案 平成13年度東京都稲城市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
第62号議案 平成13年度東京都稲城市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)
第63号議案 平成13年度東京都稲城市老人保健特別会計補正予算(第1号)
第64号議案 損害賠償の額を定めることについて
議員提出議案
議員提出第20号議案 高度成長初期に建設された中層集合住宅に対する抜本的な高齢化対策の確立と推進を求める意見書
議員提出第21号議案 青少年健全育成に関する基本的法律の制定を求める意見書
議員提出第22号議案 首都移転に反対する意見書


2001年第4回稲城市議会定例会 請願一覧

陳情第23号 健保本人3割負担,高齢者2割負担など患者負担増に反対する意見書の提出を求める陳情 稲城市社会保障推進協議会
全日本年金者組合東京都本部多摩・稲城支部
陳情第24号 市内循環ミニバスの本格運行の早期実施を求める陳情 個人名 他207人
陳情第25号 公民館を生涯学習の拠点施設として充実していくための陳情 稲城市公民館利用者連絡会
陳情第26号 川崎市に隣接する東京都稲城市内での墓地計画に対し,許可権限の慎重な行使を都当局に働きかけていただくことを求める陳情 向原墓苑対策協議会



議員提出議案


議員提出第20号議案 高度成長初期に建設された中層集合住宅に対する抜本的な高齢化対策の確立と推進を求める意見書
提出者・賛成者 栗山勲,荒井健,田中しげお,佐脇ひろし,岩佐いづみ,沢田敏彦

 我が国においては,昭和30年代後半から40年代の高度成長初期に,大都市に集中する勤労者を受け入れるために大量の公的集合住宅が建設された。そのほとんどが中層5階建てでエレベーター等の設置がなされていない住宅である。
 今,これらの住宅では,建設から30〜40年を経過し,居住者の高齢化が想像以上の早さですすんでおり,建物の構造から高齢者の方々の「引きこもり」や「寝たきり」になるケースがふえている。
 今日,これらの状況は,さらに速度を増しており,このまま放置すれば,それに対する介護活動も支障を来すばかりでなく,防災面でも深刻な事態が懸念されるところである。
 現在の社会経済情勢の中で,国は特殊法人の民営化など新しい国家経済,国の仕組みづくりを進めているところであり,一方においてセーフティネットづくりも必要である。
 高齢者の居住の安定確保に関する法律を制定するなど,高齢者の住宅問題に取り組み始めているが,その取り組みだけでは,高度成長初期に大都市に集中的に建設された中層集合住宅の高齢化に対応することは困難であり,これらの住宅に向けた抜本的対策の構築が必要である。
 よって,稲城市議会は,政府に対し,高度成長初期に建設された中層集合住宅の高齢化対策として,公営,公社,公団等賃貸住宅の抜本的高齢化対策の立案と推進および分譲住宅の中層住宅における建てかえ,住宅改造等が容易にできるような関係法令の整備と高齢化対策の支援策を確立し,推進されるよう強く要請するものである。
 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

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議員提出第21号議案 青少年健全育成に関する基本的法律の制定を求める意見書
提出者・賛成者 栗山勲,荒井健,田中しげお,佐脇ひろし,岩佐いづみ,沢田敏彦

 未来を担う青少年の健全な育成は,すべての国民の願いである。しかしながら,今日の社会では露骨な性描写や残酷な暴力シーンを売り物にした雑誌,ビデオ等が身近に氾濫し,また,情報通信時代の到来によるポルノやテレホンクラブ等の情報が簡単に入手できる状況も進み,青少年を取り巻く社会観協は悪化の一途をたどっている。
 このような状況に対して,各都道府県では,青少年を有害な環境から保護するための条例制定が進んでいるが,広域的なメディアを利用した営業形態に対して十分な効果を上げていないのが現状であり,青少年の性に関する健全な判断能力を育成することを含めて,法整備が国に強く求められている。
 よって,稲城市議会は政府に対して,憲法に保障されている表現の自由に十分配慮しつつ,早急に青少年健全育成に関して,国,地方公共団体の責務を明確にした基本的法律を制定するよう要請するものである。
 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

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議員提出第22号議案 首都移転に反対する意見書
提出者 石井洋平,上野末次,荒井健,楠原治利,栗山勲

 首都移転問題については,衆議院「国会等の移転に関する特別委員会」において,平成14年5月を目途に移転先候補地を一カ所に絞り込むとする決議を採択し,審議を進めている。
 この首都移転問題は,バブル経済の時期に,東京に一極集中することに伴う,災害対応力をはじめとするさまざまな弊害の解消,是正を主な理由として検討されてきた。
 しかし,バブル経済崩壊後,日本経済は急速に悪化し,社会経済情勢は著しく変化してきており,もはや,首都移転の意義そのものが失われている。
 また,国は380兆円にも達している未曾有の国債残高を抱えている中で「都市再生本部」が設置され,国および地方の財政の立て直しが緊急課題となっている。
 国は平成9年に首都移転に要する費用を12兆3,000億円と想定していたが,東京都の最近の再試算によれば20兆円を超えるとされている。
 このようなときに,国民の幅広い十分な議論が尽くされていないまま20兆円を超える巨費を投じ,さらに大規模な自然環境破壊を起こしかねない首都移転計画を推し進めることは,首都東京のみならず日本の活力をもますます失わせ,膨大な税金の無駄使いとなりかねず,危惧の念を禁じえない。
 今,国が求められていることが,低迷している日本経済の再建をすることであり,首都東京がこれまで培ってきた資産を最大限活用し,国際都市東京の基盤整備を初め,さらなる首都機能の活性化を図り,グローバルな時代にふさわしい日本の首都として「東京」を創造していくべきである。
 よって,稲城市議会は首都移転に断固反対し,国に対して速やかに移転計画を撤回するよう強く要請するものである。
 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

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陳 情


第23号陳情 健保本人3割負担,高齢者2割負担など患者負担増に反対する意見書の提出を求める陳情
陳情団体 稲城市社会保障推進協議会
全日本年金者組合東京都本部多摩・稲城支部

<項目>

 次の事項について,政府に意見書を提出してほしい。

  1. 不況と失業が広がる中で,患者・国民にこれ以上の生活苦を強いる医療費の自己負担増はしないこと。特に健保の自己負担引き上げと高齢者の自己負担引き上げ計画を撤回すること。
  2. 医療保険財政への国庫負担率を引き上げ(引き下げ分の回復),現在でも高い患者・国民の医療費自己負担の削減に努めること。

<理由>

 政府は来年に向けて,患者・国民の医療費負担を大幅に増やそうとしている。政府は,高齢者の医療費が増えて保険財政を圧迫しているからと述べているが,保険財政悪化の主な理由は,政府が医療費の国庫負担の割合を大幅に減らしてきたことにある。老人医療費の国庫負担率は1983年に44.9%だったものを2001年には31.9%にまで減らした。その上,来年度の医療費の国庫負担の当然増は5,500億円見込まれているのに,そのうち2,800億円を減らして半分以下に抑え,この削減分を来年度の医療制度「改革」−患者・国民負担増で補うとしている。
 厚生労働省が提示している患者・国民負担増の主な計画は,健保本人・家族入院窓口負担3割に(現行2割),高齢者の窓口負担2割に(現行1割または外来定額制),高齢対象年齢を75歳に(現行70歳),差額ベッド代・入院食事代など保険外負担額を拡大,風邪薬・ビタミン剤・漢方薬などの保険外し(全額自己負担),高額療養費の事故負担限度額を月額7万2,000円に(現行6万3,600円),政管健保の保険料率引き上げやサラリーマンのボーナスからの保険料徴収等々である。
 不況と失業が広がる中で,患者・国民に対するこれ以上の医療費負担増は,ますます診療所や病院にかかれない人を増やし,病気の重症化を招くばかりである。特に高齢者にとっては,医療費の窓口負担が今年1月から平均1.5倍にされた上,10月からは介護保険も全額徴収(負担増2倍)になったばかりで深刻さは増すばかりである。医療費の患者・国民負担増計画は断じて容認できない。
 採算のない大型架橋建設をはじめ,ムダな公共事業や軍事費,機密費など,また大製薬企業の薬価大もうけなどにこそ「改革のメス」を入れて,医療・社会保障の財源を確保することが多くの国民の願いである。
 よって稲城市議会は,憲法25条がうたう国民の生存権と国の責務にのっとり,国民・市民の暮らしと健康を守るために,今政府が計画している医療費の大幅な患者・国民負担増に反対して,政府関係機関に対し,上記の事項について地方自治法第99条にもとづく意見書を提出してほしい。
 また,この陳情審議に際しては,ぜひ陳情団体代表を参考人招致して,詳しい説明の機会を設けてほしい。

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第24号陳情 市内循環ミニバスの本格運行の早期実施を求める陳情
陳情団体 個人名 他207人

<項目>

 市内循環ミニバスの本格運行の早い実施を要望する。

<理由>

 10月1日より,2ヶ月間の市内循環ミニバスの試行運転が始まった。市民のなかでも関心が高く,市立病院へ行きやすくなったなど利便性が高くなったと喜びの声が上がるとともに,市の報告によれば,試行運転が開始されてから今日までの利用状況は大変良好とのことである。
 今,高齢社会をむかえている稲城市にとって,平成14年度に予定されている本格運行を年度当初の早い時期に,一日も早く実施されることを強く要望する。

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第25号陳情 公民館を生涯学習の拠点施設として充実していくための陳情
陳情団体 稲城市公民館利用者連絡会

<項目>

  1. 公民館の運営体制の検討の際には,情報公開を行ない,市民の意見を十分勘案してほしい。
  2. 公民館を生涯学習の拠点施設として充実させるために,社会教育に関する専門知識を持った職員の配置をしてほしい。

<理由>

 公民館は公民館運営審議会・社会教育委員の会議において,平成14年度実施の学校週5日制に対応し,事業展開していく施設として重要な位置づけがされている。また,公民館は稲城市における生涯学習の拠点施設として,充実を図っていくことが市の方針でもある。
 このような背景からも,職員に求められる資質は多大なものと思われるので,今後も,社会教育を充実し市民を啓発していける人材の配置を切望する。
 あわせて,公民館事業の見直しや運営体制についての検討を行なう際は,各公民館で開かれる利用者懇談会や公民館運営審議会・社会教育委員の会議に対して,情報公開をするとともに意見を十分取り入れ,多角的に検討し,より充実した内容としていただくよう要望する。それがまさに,市民との協働関係であると考える。

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第26号陳情 川崎市に隣接する東京都稲城市内での墓地計画に対し,許可権限の慎重な行使を都当局に働きかけていただくことを求める陳情
陳情団体 向原墓苑対策協議会

<項目>

 川崎市に隣接する東京都稲城市内での墓地計画に対し,事業者との話し合いが円満な決着を見るまで,認可に際しては慎重な配慮をされるよう都当局に働きかけてほしい。

<理由>

 川崎市麻生区向原に隣接する東京都稲城市坂浜地区に,宗教法人経王寺が計画している墓地建設に対し,工事車両の運行や墓参者の通行車両,一般廃棄物の処理などで集中的に影響を受ける向原近隣住民の深刻な不安をご斟酌賜り,本計画に関しては周辺住民との協議が円満解決するまで,工事着工を許可しないよう貴稲城市から都当局への働きかけをしてほしい。
 上記法人は,東京都稲城市大字坂浜11号734番地4他で区画数5,300の墓地建設を計画しているが,同地区は神奈川県川崎市との都県境に位置し,出入口につながる道路は向原住民が日常生活に使用している道路しかなく,大型の工事車両が通過すれば振動,騒音,排ガス,交通事故等耐え難い被害が周辺住民に及ぶことは必至である。
 予定敷地は緑が豊富な森であり,墓地建設は良好な自然・社会環境破壊の恐れが強い上完成後も墓参者の違法駐車などで多大な影響を受けることが予想されるため,住民は深刻な不安と危惧を抱いている。
 さらに,墓地経営は永続的な事業であり,墓参時に出る廃棄物や下水の処理をはじめとする環境対策が十分に考慮されなければ長期的な運営は不可能だと思われる。これに対して,事業者側は住民に概要説明をした段階で,森林を伐採して出てくる木々の処理方法,大規模な掘削で生じる残土の処理方法,それらの予想数量等住民に重大な環境・健康影響を与える事項にほとんど答えていない。また,事業規模についても総区画数を示しただけで,墓地経営に伴う附帯施設の内容や規模などについても明らかにしていないことから,現在までの概要説明だけでは計画に反対せざるを得ない。
 墓地に隣接する川崎市側の一帯は幼稚園1,小学校2,中学校1,高等学校1と教育機関が集中しているほか,麻生老人福祉センターがある。これは他の地域にない特異な事情であり,交通事故に対する特段の配慮が要求されるところでもある。
 事業者は,11月26日に経営許可申請,12月1日工事着工を予定していることから,10月25日東京都南多摩保健所長殿に,事業者と近隣住民との協議が円満決着するまで慎重な対応をお願いする意見申出書を提出した。しかし,墓地の工事開始は開発許可が出れば可能とのことである。
 本件の特殊性は,建設の許認可権が都にあるのに対し,影響を受けるのは神奈川県人であるという点にあり,私たちの思いが十分に伝わりにくいとの危惧を強くするものである。
 この宗教法人が計画する墓地事業は,営利目的の色彩が強く,住民が受け入れに忍耐と寛容を示すには十分納得できる説明が不可欠である。
 上記の趣旨にもとづき,11月7日川崎市議会議長あてに「川崎市に隣接する東京都稲城市内での墓地計画に対し,都の申請受理の前に市の事前調査と,市民の環境影響軽減に向けた事前協議の働きかけを求める請願」を提出した。
 稲城市議会におかれても,本件によって影響を受ける川崎住民の苦衷を御賢察賜り事業主が住民の反対を押しきって強行着工することのないよう強い御指導をお願いしたく,近隣住民の署名を添えて陳情する。

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