2001年第3回稲城市議会定例会  議案一覧


議 案
第42号議案 稲城市市税条例の一部を改正する条例
第43号議案 稲城市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
第44号議案 平成13年度東京都稲城市一般会計補正予算(第2号)
第45号議案 平成13年度東京都稲城市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)
第46号議案 平成13年度東京都稲城市介護保険特別会計補正予算(第1号)
第47号議案 損害賠償の額を定めることについて
第48号議案 稲城市教育委員会委員の任命について
第49号議案 稲城市教育委員会委員の任命について
議員提出議案
議員提出第15号議案 緊急地域雇用特別交付金事業の継続・改善と「緊急就労事業」の実現等を求める意見書
議員提出第16号議案 国会議員の報酬等の削減を求める意見書
議員提出第17号議案 稲城市における良好な市街地形成を促進するための決議
議員提出第18号議案 アメリカ合衆国における同時多発テロ行為を糾弾する決議


2001年第3回稲城市議会定例会 請願一覧

陳情第15号 乳幼児の玩具への軟質塩化ビニルの使用規制を求める陳情 個人名
陳情第16号 介護保険制度の改善・充実のための意見書などを求める陳情 全日本年金者組合東京都本部
多摩・稲城支部
陳情第17号 公団住宅を公共住宅として存続させることを求める意見書提出の陳情 向陽台公団賃貸住宅自治会
陳情第18号 平成15年度の平尾地域における学童クラブの設置場所について統合後の小学校内への設置を求める陳情 稲城市第3学童クラブ分室保護者の会
陳情第19号 道路に関する陳情 個人名
陳情第20号 稲城市内生徒の高校進学を保障するための陳情 多摩ニュータウンの都立高校を守る会
陳情第21号 南山東部における緑地保全に関する陳情 南山の自然を守る会
稲城の自然と子どもを守る会



陳 情


第15号陳情 乳幼児の玩具への軟質塩化ビニルの使用規制を求める陳情
陳情団体 個人名

<項目>

  1. 乳幼児の玩具に軟質塩化ビニルを使用しないよう法規制を行なうことを求める意見書を,地方自治法にのっとり,内閣総理大臣,構成労働大臣,衆議院議長,参議院議長に対して提出してほしい。
  2. 稲城市内の幼稚園・保育園などの乳幼児施設において,軟質塩化ビニル製の玩具を子供に使用させないよう,条例をつくってほしい。
  3. 稲城市としても軟質塩化ビニル製の玩具の問題について情報収集し,住民に意見を提供してほしい。

<理由>

 プラスチックでできた乳幼児の玩具の中には,軟質塩化ビニルでできているものがある。軟質塩化ビニルが他のプラスチック製品と大きく違う点の一つは,多量の可塑剤その他のさまざまな添加剤を含んでいることである。可塑剤は塩化ビニル素材にしっかりと結合しているわけではないため,乳幼児が口に入れたり噛んだりしている間に溶出してくる危険性がある。
 軟質塩化ビニルの可塑剤として用いられているフタル酸エステルには,腎臓・肝臓毒性のほか,生殖毒性(精巣毒性)が認められている。このため海外の17カ国では1999年から,軟質塩化ビニル製の玩具に法的な規制を設けている。アメリカなど5カ国では政府機関が警告や勧告を出している。
 いっぽう日本では軟質塩化ビニル製の玩具の問題に対処する法規制がなく,有害性のある物質を含む玩具が現在でも子供に与えられている状態である。玩具メーカーの中には軟質塩化ビニルの使用をやめたり,可塑剤を替えたりするところも出てきたが,残念ながらそれらは乳幼児の玩具の一部にとどまっている。可塑剤を別の化学物質に替えてもその物質が溶出する危険を避けることはできない。多用で多量の化学物質を必要とする軟質塩化ビニルを玩具に使用することをやめることが日本でも早急に必要である。
 稲城市においては,国の法律ができるのを待つことなく,自治体が独自にできることを率先して実行する必要がある。稲城市内の幼稚園・保育園で軟質塩化ビニル製の玩具を使わないこと,消費者に軟質塩化ビニル製の玩具の問題について情報を提供することなどに取り組んでいただきたい。たとえば佐賀市では,市立の幼稚園・保育書における塩素系プラスチックの玩具の使用を中止した。
 化学物質があふれる今日,子供は母親の体内にいるときから化学物質にさらされて生きている。避けられる汚染は可能なかぎり避けるということが,私たち大人の子供たちに対する最低限の責任である。市議会の方々の見識と責任のある判断をお願いする。

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第16号陳情 介護保険制度の改善・充実のための意見書などを求める陳情
陳情団体 全日本年金者組合東京都本部 多摩・稲城支部

<項目>

  1. 次の事項について,政府に意見書を提出してほしい。
    1. 政府は介護保険サービス基盤の充実を早急に行なうこと。
    2. 国の制度として在宅サービス利用料を住民税非課税者まで無料にすること。
    3. 上記1から3が充足されるまで,介護保険制度の矛盾をますます拡大する,10月からの介護保険料満額徴収は凍結すること。
  2. 次の事項について,東京都に意見書を提出してほしい。
    1. 東京都は介護保険サービス基盤の充実を早急に行なうこと。
    2. 国の制度ができるまで,東京都独自に家庭事情や経済事情による保険料,利用料の減免制度を設けること。
    3. 国の制度ができるまで,在宅サービス利用料を住民税非課税者まで無料にすること。
  3. 稲城市は,三多摩の大半の自治体の施策に準じて,次の事項を実施してほしい。
    1. 要支援・要介護認定者が放置されないように介護保険サービス基盤を早急に拡充すること。
    2. 国や東京都の減免制度ができるまで,稲城市独自に家庭事情や経済事情による保険料,利用料の減免制度を設けること。
    3. 国や東京都の減免制度ができるまで,在宅サービス利用料を住民税非課税者まで無料にすること。当面の最低限の緊急対策として,新規利用者を含め,すべての在宅サービスの利用者の負担を3%に軽減すること。
    4. 住民税世帯非課税かつ老齢福祉年金受給者(保険料第1段階)の保険料を無料にすること。

<理由>

 介護保険制度が実施されてから1年半がたち,10月からはいよいよ高齢者の介護保険料満額(現行の2倍額)徴収が始まろうとしている。
しかし,全国,東京都,稲城市のいずれを見ても高齢者の高額保険料・利用料の高負担とサービス基盤整備の遅れから,多くの高齢者は介護保険制度を十分に活用できない状況におかれている。
 全国的に見れば,日本銀行の調査(今年3月)で「介護保険で老後の不安はどうなったか」との問いに,「不安なまま」「不安が増した」との回答が79%,朝日新聞の世論調査(今年3月)でも「介護保険制度が始まって介護している過程の金銭的負担は」との問いに41%が「重くなった」と回答(「軽くなった」は7%)している。その結果,全国的には利用限度額に対するサービスの利用率は4割にとどまっている。保険料の満額徴収が始まれば,低所得者はさらに必要なサービスを切り詰めざるを得なくなる。また東京では,例えば特別養護老人ホームの不足で,保険料を払い,入居認定を受けていながら待機状態におかれている高齢者が介護保険制度実施前より増えて2万人に達している。
 稲城市でも,従来は福祉予算で無料で受けられていたホームヘルプサービスや入浴サービスなどを,「自立」と認定されたために,新たに保険料は取られながらサービスは打ち切られた人や,保険料・利用料負担が重いために従来受けていたサービスを半分返上せざるを得なくなった人などがいる。また特別養護老人ホーム待機者も従来よりあまり減っていない。先般,稲城市が在宅サービス利用者に限って行なった「介護保険サービス満足度調査」でも,マゾ苦土は十分とは言えず(例えば,現にサービスを受けている要介護度3の人の2割超が「希望して利用できなかった介護サービスあり」と答えている。),サービス利用後に家族ら介護者の(労力的)負担が減ったと答えた人は半分以下(46%),経済負担問題を含む介護保険全体に「満足」「とても満足」と答えた人は26%しかいなかった。調査対象外の高齢者全体の実態を調べれば不満度や矛盾の実態が一層強まることは明らかである。
 こうした中で,全国各地の自治体では,国の施策の充実を求めつつ,介護保険料の減免を実施しているところが半年間に倍増(朝日新聞,5月28日)し,東京都もついに介護保険サービスに取り組む社会福祉法人などへの支援策の検討を始めている。とくに三多摩では,稲城市など数市を除いて保険料や利用料減免を実施している自治体は隣接の多摩市,府中市,調布市,狛江市はじめ20市に達している。
 以上のことから,稲城市議会はこれらの実態・状況をふまえて,今議会で私たちの陳情事項を採択されるよう切望するものである。

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第17号陳情 公団住宅を公共住宅として存続させることを求める意見書提出の陳情
陳情団体 向陽台公団賃貸住宅自治会

<項目>

 公団住宅を公共住宅として存続させ,公団賃貸住宅の売却・民営化は行なわないことを求める意見書を,政府並びに都市基盤整備公団など関係各方面に提出すること。

<理由>

 政府の行政改革推進事務局は,8月10日全特殊法人について業務見直し案を公表した。都市基盤整備公団の賃貸住宅事業について「新規建設は行なわない」「建設・管理は民間にゆだねる」「既存住宅は可能なものから順次売却する」としている。事務局は今後,組織形態の見直しを進め,今年12月には政府の特殊法人改革案が策定されるとしている。
 公団賃貸住宅を民間事業者の管理にゆだねる,順次売却するとの事務局案は,私たちに大きな驚きと不安をもたらし,生活を根底から脅かすものである。国民だれもが安心して住める居住の確保と良好なまちづくりのかなめとなる公共住宅制度にも深刻な影響をもたらすことになる。
 2年前(1999年)に住宅・都市整備公団を廃止し,公団住宅を新公団に移行させる際には,「居住者が生活不安を抱かないよう万全の措置を講じる」と閣議決定し,建設大臣は「安心して住める」「管理水準を低下させない」ことを確認した。
 都市基盤整備公団法成立にあたっても,衆参両院の各委員会で集中的に審議され「国民生活の安定と向上のためには住宅政策を通じた福祉の増進が不可欠であることを踏まえ,大都市地域等において居住水準の向上が必要な世帯のために,良質な公共賃貸住宅を計画的に供給するよう努めること」「居住者との信頼関係を尊重し,十分な意思疎通の下に適切な維持管理を行ない」「家賃の設定および変更に当たっては過大な負担とならないよう十分な配慮」「建てかえや住戸改善に当たっては居住者の居住の安定に努めること」との決議が付された。
 これまでの経過から見ても公共賃貸住宅として長年熟成してきたまちを民間に売却することなど到底考えられない。私たち居住者は,公団住宅を公共住宅として存続することを願っている。
 本自治会は,いま全国公団住宅自治会協議会に結集して,公団住宅を公共住宅として存続させ,公団賃貸住宅の売却・民営化は行なわないことを求める大きな運動を進めており,各地方議会に対しても一斉に,この趣旨に沿った意見書を提出するよう要請する陳情・請願も行なっている。
 よって稲城市議会におかれては,私たちの陳情趣旨にご理解を賜り,また市議会や市行政も公共住宅としての公団住宅建設を稲城ニュータウンづくりの中心においてきたことに鑑み,地方自治法第99条に基づいて意見書を関係各方面に提出されるようお願いする。

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第18号陳情 平成15年度の平尾地域における学童クラブの設置場所について統合後の小学校内への設置を求める陳情
陳情団体 稲城市第3学童クラブ分室保護者の会

<項目>

 平成15年度に現五小敷地に五小,八小統合後の小学校が設置されるに当たり,学童クラブについても,平尾地域の学童クラブとして同一地域内に設置してほしい。

<理由>

 平尾地域の2つの小学校である五小と八小が統合されるに当たり,平成14年度は現八小校舎を使用しての運営,平成15年度については現五小校舎を14年度中に改修して使用していく計画となっている。これに伴い,現五小敷地に小学校が移転してからは平尾地域の学童クラブを小学校敷地内に設置していただきたい。
 現在,平尾地域には2つの学童クラブがある。第3文化センター内に設置され,主に八小の児童が通所している第3学童クラブと,五小空き教室を利用して設置され,主に五小の児童が通所している第3学童クラブ分室である。
 現五小敷地において小学校が設置された場合,第3文化センターに学童クラブを設置すると下校後,学童クラブに移動するまでに交通事故や不審者の出現など安全面に問題が生じると思われる。また,児童の住んでいる場所によっては自宅とは反対方向に向かうこととなり,学童クラブから自宅までの帰路が長くなり,それだけ危険度が増すことも考えられる。さらに第3文化センター内の学童クラブに割り当てられた面積は,現在50名程度の児童が通所する中では狭く,屋外の遊び場も十分に確保されている状況とは言えない。
 ついては,移転後の小学校敷地内に学童クラブを設置していただき,放課後もしくは長期休み中の学童児が安全に,健やかに育成される環境を整備していただきたい。
 少子化に伴い,子育て支援は広く地域の課題となっている。子どもを生み育てる環境を社会的に保障するためにも,子供も保護者も安心して放課後を過ごせる学童クラブを設置していただけるよう陳情する。

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第19号陳情 道路に関する陳情
陳情団体 個人名 ほか2名

<項目>

 押立地区いちょう並木通りと四小通り(桜井医院前)を直線で結ぶ道路をぜひ作ってほしい。

<理由>

 押立地区では,稲城大橋通りができて以来押立ストアーが閉店を余儀なくされた。商店街としては,金井ショッピングセンター(3店舗)のみになってしまった状況である。
 したがって,商店活性化のためにも新道路開通によって顧客を確保することが,現状の厳しい不況を乗り越えるべき対策の大きな要因になるのではないかと考える。

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第20号陳情 稲城市内生徒の高校進学を保障するための陳情
陳情団体 多摩ニュータウンの都立高校を守る会(51名)

<項目>

 地元の子供たちの高校進学を保障するために,東京都教育委員会の責任において,下記のことを実現するよう,貴市議会から東京都に意見書を上げてほしい。

  1. 平成13年度の第10学区の都立高校募集定員を今年度より減らさず,学級定数を維持すること。
  2. 稲城高校分3学級,南野高校分4学級を維持すること。(前例として,都の第1次計画で統廃合の対象となった高校で募集停止を1年先延ばししたことがある。)

<理由>

 一昨年(平成11年)には,貴市議会においても「都立稲城高校・南野高校の統廃合に関する意見書を求める陳情書」を審議していただいたが,東京都は都内諸自治体の議会・住民の願いにもかかわらず,都立高校の統廃合・改編計画を進めている。その結果,今年3月の中学卒業生の高校進学は困難をきわめた。募集定員を稲城高校が3クラス,南野高校が2クラス計200名減らした結果,倍率が上がり,永山高校を含め稲城・多摩両市在住者が56名も不合格となった。全都の全日制に入れなかった生徒数も毎年増加し,今年,2次募集後も全都の進路未決定者は2,400名に上がった。
 来年度は稲城高校が募集停止とされている。120名分の募集現が生徒に与える実際の,また,心理的な影響ははかり知れない。さらに,平成14年度には,分割募集を実施する高校があると予想され,そこでの1次募集時の定数は2分の1であることが想定され,入試倍率がさらに上がる結果になることは必至である。
 今,不況・生活の困難さ,将来への不安は深刻である。都の私学初年度納入金は平均81万円に上がり,しかも毎年上昇している。学費の安い,近くて通いやすい都立志望が圧倒的多数となってきている。都立高校入試は,推薦制度,1次・2次の分割制度,2次募集など複雑になった中で,子供たちにとっては受験の回数がふえたものの,それだけ不合格の挫折感を負い,傷ついている。
 10月には来年度の高校入試計画が発表される予定である。すでに稲城高校の募集停止が予定されており,その影響は大変なものである。近在の都立高校の募集定員が確保されることがなくては,現3年生の受験の困難,混乱は想像を超える大変なものになると思われる。
 以上の理由で,稲城市議会が地元中学生の高校進学を保障するために,上記事項につき,緊急に東京都教育委員会に意見書を上げていただきたく陳情する。

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第21号陳情 南山東部における緑地保全に関する陳情
陳情団体 南山の自然を守る会/稲城の自然と子どもを守る会(7,832名)

<項目>

 南山東部地区において,できる限りの緑地を保全してほしい

<理由>

 稲城市は多摩丘陵にあっては都心に最も近く,その地形は谷戸と雑木林からなる農と自然が調和した緑ゆたかなまちである。これは他の市が望んでも決してまねることのできない稲城市の特色である。
 稲城市民の多くは稲城市のゆたかな自然環境を好ましいものと考えており,市民アンケートでも8割以上の市民が住みやすい点として豊かな自然環境を挙げている。
 稲城市では,緑の基本計画で稲城市の将来の緑地を40%と定め,また長期総合計画でも自然環境との共生をうたっている。
 南山東部土地区画整理事業計画によると,88.9haの計画地の8万本の木が切られ,将来人口7,600人のまちをつくるという非常に大規模なもので,残される緑地は奥畑谷戸公園などわずかに14.4%で,計画区域の9割以上が造成されることになっている。
 南山は稲城市に最後に残されたまとまった緑地である。この計画がそのまま実行されたなら稲城市の特徴である豊かな自然環境は消えてしまう。都市化が進み地球温暖化が問題となっているが,その意味からも南山の緑地の重要性はさらに高まっている。
 未来の子供たちに,この稲城市の豊かな自然環境を残すことが我々大人の責務と考える。そこで上記のことを陳情する。

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