2003年第4回定例市議会 主な議案の内容


第77号議案 稲城市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例

提案理由  家庭廃棄物及び事業系一般廃棄物に係る廃棄物処理手数料の改定等を行うため,稲城市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例を改正する必要があるので,本案を提出する。
提案内容
(要旨)
廃棄物処理手数料の内訳(条例案 別表1)
(1)家庭廃棄物
区  分 手 数 料
家庭廃棄物の収集,運搬及び処分 排出量に応じ,次に定める金額

a 特小袋1枚分につき8円
b 小袋1枚分につき15円
c 中袋1枚分につき30円
d 大袋1枚分につき60円

(2)事業系一般廃棄物及び一般廃棄物と併せて処理する産業廃棄物

区  分 手 数 料
ア 事業系一般廃棄物の
  収集,運搬及び処分
(ア)居住を伴う事業者が
  家庭廃棄物と事業系一
  般廃棄物を併せて排出
  する場合
排出量に応じ,次に定めるところにより
算出して得た金額

(a) 1回の排出量が大袋2枚分まで
  大袋1枚分につき60円
(b) 1回の排出量が大袋2枚分を超える分
  大袋(事業系一般廃棄物用)1枚分に
  つき280円

(イ)上記(ア)以外の事業
  者が事業系一般廃棄物を
  排出する場合
大袋(事業系一般廃棄物用)1枚分につき
280円
イ 事業者が市長の指定する処理施設に運搬する
  事業系一般廃棄物の処分
1キログラムにつき42円



議員提出第9号議案 坂浜平尾土地区画整理事業に関する意見書

提出者 岩佐いづみ 荒井健 大久保もりひさ 中山賢二 藤井雅史
賛成者 原田えつお 田中しげお 伊藤ちか子 森本喜三郎
提案理由 東京都に対し,坂浜平尾土地区画整理事業に関して,最後まで責任を完遂し,地域住民の意向を尊重したまちづくりに取り組むよう要請する必要があるので,本案を提出する。
提案内容
 坂浜平尾土地区画整理事業は,多摩ニュータウン周辺の未整備地域を東京都の責任において整備を行うために地域からの要請に基づき,平成2年11月に東京都第3次長期計画で東京都施行の土地区画整理事業して位置付けられ,平成9年8月に都市計画決定されたものである。しかしながら,その後,平成11年に東京都は「財政再建推進プラン」を発表し,その中で一方的に同事業の凍結を打ち出し,平成14年には都施行の土地区画整理事業からの撤退を表明した。
 現在東京都は,基本的に地域住民の意向を尊重しながら,「坂浜平尾まちづくり委員会」及び「坂浜平尾まちづくり協議会」等で議論を行い,坂浜平尾地区全体の整備のあり方を出すとしてる。
 一方,本議会はもとより,地域住民としても近年の東京都の担当部署についての縮小傾向及びまちづくりの整備検討に向けての東京都の姿勢に不安を感じており,さらには整備の実現化に向けて危惧を抱いている。また,長期化する都市計画制限等による土地利用等の諸問題も解決されない状況もなお続いている。
 したがって,東京都はこのような状況並びに同事業の歴史的な経過を踏まえ,坂浜平尾地区におけるまちづくりについて最後まで責任を全うすべきである。
 よって,稲城市議会は東京都に対して,責任を完遂すること,また,その際下記項目に十分留意し,誠意をもって早急に取り組まれることを強く要請する。

1 地域住民に対して,信頼を損なわないよう十分に意見を反映した,坂浜平尾区画整理事業の理念に基づいた見直し案の策定と実現を図ること。この中で特に,
 (1)縮小傾向にある担当部署の現体制を強化すること。
 (2)見直し案の策定と早期実現に向けた工程を明確にすること。

2 まちづくりの実現に向けて,財政的支援を含め,東京都の責務に応じた役割を明確に果たすこと。この中で特に,
(1)多摩ニュータウン周辺の旧未承認地域について,下水道及び生活道路等を他地区並みの整備あるいは費用負担を行うこと。
(2)土地区画整理事業を前提に取得した先行買収地について,各地域整備に対し実質的な提供を行うこと。

3 事業の遅延に伴って発生した諸課題の解決に誠意をもって取り組むこと。
(1)今後,必要な都市計画変更と手続(区域・街路・生産緑地等)について,関係機関・部署との協議を,責任をもって処理すること。

以上,地方自治法第99条の規定に基づき,意見書を提出する。