「しんぶん赤旗」1999年1月29日付より
稲城市議会
議員定数2減案を可決
日本共産党などの反対押し切る
稲城市臨時市議会が28日に開かれ、議員定数を2減員し22にする削減案が日本共産党、市民自治の反対をおしきって稲政会、市民クラブ、第二市民クラブ、公明党の賛成で可決されました。
本会議に先立ちおこなわれた18日の議員定数調査特別委員会では、条例提案の趣旨説明をおこなった公明党議員が「(定数削減の)理由などどうでもいい。削減が先にありきだ」と発言。
同日、本会議でも稲政会、市民クラブ、第二市民クラブの保守会派と公明党の4会派の代表がそれぞれ賛成討論をおこないました。「議会の活性化のために議会事務局の充実と議員自身もリストラが必要」と主張する一方、「(議員報酬を削れの声があるが)報酬は安いくらいで、もっとあげるべきだ」(第二市民ク議員)とのべました。
日本共産党の、たらお治子議員は、稲城市議会の法定数が36であり、今回の削減案で法定数から40%も削減されることを指摘。「議会制民主主義の根幹にかかわる問題であり、市民の参政権に制限を加える許し難い暴挙だ」と批判し反対討論をおこないました。
また、この間、2人削減分に相当する年間1,600万円が、今期2度におよぶ報酬引き上げで議員みずからの懐に入っている実態も明らかにしました。