石渡あきら・都議予定候補は3月7日,「日の丸・君が代の強制のない伸びやかな卒業式・入学式を願う会」(「願う会」,代表:小森陽一さん)の市民のみなさんとともに,多摩市内の小学校2校,中学校1校を訪問し,「『日の丸・君が代』を強制しないでください!」と要望をおこないました(要望書は別項)。 これには,在校生の保護者の方も参加しました。 また,地域の「新日本婦人の会」の班も別途,要請を行いました。
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要望書
卒業式や入学式の季節になりました。 子どもたちは,卒業式を通して,門出の夢に胸をふくらませ,また,親しい友との別れに涙します。 入学式の晴れやかな思いも,大きな節目の時として,子どもたちの心を期待でいっぱいにさせます。 保護者はもちろん,式を見守る関係者や地域の人たちにとっても,喜びを共有しあえる素晴らしい季節です。
ところが,卒業式や入学式での「日の丸・君が代の強制」の動きは,親はもちろん,地域住民の気持ちを重くさせています。 東京都は,一昨年,参加者全員が「日の丸」に向かって起立し,「君が代」を歌うことを強制するような通知をだしました。 特に,都立高校にいたっては,監視員が,先生だけでなく,生徒や保護者の起立や歌っている状況まで調査し,これによって先生の処分まで生まれたということを聞き,強い衝撃をけました。 子どもたちの「作品」をかざり,明るい雰囲気のなかで,卒業生と在校生,教職員がむきあい,保護者や地域のひとたちも参加する,そんな創造性に富んだ式,子どもが主役の式を私たちは望んでいます。
よく「学習指導要領」が引き合いにだされますが,国旗・国家の法制化のおりでさえ,首相は,「児童・生徒の内心にまで立ち至って強制しようとする趣旨のものではない」(1999年7月首相)とはっきり答弁しています。
校長先生をはじめ,先生方全員が一丸となっての日頃の教育の延長として,「日の丸・君が代」の強制のない伸びやかな卒業式・入学式がおこなわれるよう強く要望するものです。
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立ったままでの対応
中学校では,応接室に案内してくれたものの,驚いたことに,座らせてもくれませんでした。 お互いに立ったまま,校長先生は,「とりあえず,文書は受け取りましょう」「ご意見は承りました。先生方と話し合ってやってゆきます」という答えにとどまりました。
また,2校のうちの1つの小学校では,教頭先生が,「強制しないのは当然のこと」という答えがありました。
指導はするが,強制はしない!?
また,もうひとつの小学校では当初,「保護者とでなければ合えない」などという対応で,ようやく校内に案内されたものの,校長先生が相対したとたん,「十分間だけ。議論はしません。聞くだけにします」という,事前に牽制するような発言がありました。 そして,「強制しないでほしい」という要請については,「学習指導要領があるので指導はします」が,「それぞれの考えもあるでしょうから,起立させること,大きな口を開けさせることなどは,強制しません」という答えでした。
この学校では,「願う会」の市民の一人が手帳にメモをとっていることについても,「メモはとらないでくれ」と言ったり,「いきなり押しかけないでくれ」と言ったり,教育現場で,「日の丸・君が代」のことで,相当,神経をつかっている様子をみてとることができました。
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石渡あきらのひとこと
私自身も,日本共産党の都議予定候補としての思いにとどまらず,地域の学校の卒業式が,東京都の権力的な介入によって歪められ,汚されることなく,本当に思い出深い卒業式にしてほしいと思い,ご一緒しました。
1つの小学校では,「新日本婦人の会」の会員さんが,事前に電話をかけて訪問の約束を取ろうとしたところ,「現役の保護者以外はお断りしている。また,保護者には説明しているので来校には及ばす」と門前払いをしたそうです。 この学校には,改めて「願う会」の皆さんや現役の保護者の方と一緒にうかがいましたが,最初は,「何用あってわが校へ」とか「保護者だけ案内する」など当惑するような対応でした(しばらく押し問答したあと校内には入れてくれましたが…)。
教育の現場にいらっしゃる先生方には,もっと神経を遣うべきことが山とあるだろうに,それを許さない石原都知事と東京都教育委員会のさかだちぶり,権力的に教育の現場を締めつけるやり方に,改めて怒りを禁じえませんでした。
教育は,とりわけ公立学校は隠しだてなく,広く地域に開かれているべきです。そうしたことをどう考えているのか,学校の対応にも大変疑問が残りました。
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