マンションだより「新しい絆」 2000年10月・11月号
| 今年度の募集は2000年10月10日(火)〜11月17日(金) |
住宅金融公庫は、管理組合が修繕積立金を適切に管理し、大規模修繕工事を行なうための支援策として、公庫が発行する債権を管理組合の修繕積立金より定期的に購入する、「マンション修繕債券積立制度」を創設しました。 2000年度分の募集は、10月10日から11月17日までです。
公庫が預かった修繕積立金には、初年度は、年平均1.6%の利息が付き、初回の積立から1年経過後は、修繕工事のために必要があれば、購入した債券を公庫が中途換金もします。 また、購入された債券は、一般担保(公庫の財産から優先的に支払いを受けられる権利)により債券が保全され、債券を火災・盗難・紛失から守るために、公庫が無料で保管・管理もします。
将来の大規模修繕に備えるとともに、積立金の安全な保全対策にもなります。 管理組合として検討してみてはいかがでしょうか。 応募にともなう主な要件、応募内容・方法を紹介します。
管理組合の要件
1. 対象マンション
この制度の対象となるマンションは、分譲マンションです。
2. 積立できる管理組合の要件
| 建物竣工からの経過期間 | 1戸あたりの平均金額 |
| 5年未満 | 6,000円 |
| 5年以上10年未満 | 7,000円 |
| 10年以上17年未満 | 9,000円 |
| 17年以上 | 10,000円 |
募集・応募の内容と方法
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1回あたりの積立口数は、長期修繕計画に基づいて算出された修繕積立金の1年あたりの収支額をベースに毎年継続して積立ができる口数です。 (参考例)100戸のマンションで修繕積立金の戸あたり平均金額が10,000円の場合
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| 「ピッキング」とよばれる手法を使ってカギをこじあける空き巣犯罪がいま、急増していて、マンション居住者からどうしたら防げるのかの相談が多く寄せられています。 そこで、今号はピッキング対策を考えてみました。 |
「ピッキング」って何?
ピッキングとは、ドアの鍵穴に耳かきのように先端が細く曲がった特殊な金属工具(約10センチメートル)を使って錠前をほとんど壊さずにドアを解錠する巧妙な手法のことで、この手法を使った窃盗が急増しています。
ベテランになると約10秒で解錠してしまうとのことで、犬を散歩に連れ出したわずかな時間に部屋に入られ、金庫まで開けられてしまった例もあります。 また、錠前の内部にしか傷が残らないため、「カギのかけ忘れ」と勘違いしたり、被害に「気づかない」場合もあると言われます。
被害は今年すでに8000件(8月末まで)
これまでは、貴金属店などが対象でしたが、最近はマンションなどの集合住宅をねらった犯罪が急増しています。
東京都内だけをとっても、95年には103件だったのが、99年には6,111件と60倍に急増。 今年8月末までで8,387件にもなっています。 警視庁は今年7月、ピッキングによる特定重要窃盗事件犯と位置付け、全国都道府県警察に防止にむけた通達を出したものの、その勢いはとどまらず、年内には1万件を突破するのは確実と見られています。 これまでの空き巣は、単独犯が主でカギ忘れの戸建て住宅をねらったのに対してピッキングは、窃盗団をつくり、進入役・見張り役などの役割分担をする組織的犯罪で、主にカギのかかった家(留守がちなマンションなどの集合住宅)を3〜5名のグループでねらうことが大きな特徴となっています。
ピッキングの対象となっているカギは、キーの構造がV次型で1960年代以降、全国に大量普及をしたものです。 それだけに、空き巣の対象も無限に広がっていると言われています。
9月18日には、世田谷区内の34戸の分譲マンションのうち、半分にあたる17戸がピッキングの被害にあったことから、マンション居住者から、「家を留守にすることが多いし、ピッキングの被害がこんなに多いとは知りませんでした」との声が圧倒的で、ピッキングの防止策が強く求められています。
防止策は (1)シリンダーの交換 (2)二重カギの設置 (3)不審者が建物に入りにくい状況をつくる
明日にも被害にあいかねないピッキングの防止策は、(1)簡単に解錠されるディスク型シリンダーをピッキングに強いロータリー型シリンダーやディンプル型シリンダー、もしくは電子キー型に交換すること。 (専門家によれば、取り付け費用や出張費を含めて、前者で1万円弱、後者でその3割増しとのこと)
(2)「1ドア、2ロック」玄関のカギをもう一つ新たに設置すること。
(3)オートロックのマンションでも玄関や廊下に防犯カメラなどを設置したりして不審者が建物に入りにくい状況をつくることが大事。
いずれにしても、個人だけで考えるのではなく、管理組合としてみなさんでピッキング対策を検討し、よりよい対策をすすめたらいかがでしょうか。
| マンション居住者のみなさんとともに、日本共産党が行政に働きかけてきたマンション施策が、また一つ実現しました。 それは、分譲マンション管理アドバイザー制度です。 紹介します。 |
1.分譲マンション管理アドバイザー制度とは
分譲マンション管理アドバイザー制度は、東京都と区・市が協力して、管理組合等のみなさんの自主的な取組みを支援するため、分譲マンションの維持・管理について広範な知識と経験を有する管理アドバイザーが、みなさんの分譲マンションを訪問し、情報提供やアドバイスを行なうことを目的にしています。
2.このようなときに利用できます
「専有部分と共用部分があいまいなのではっきりさせたいのだが」「大規模修繕工事の準備をどのように始めたらよいのかわからなくて困っている」
3.管理アドバイザーの利用は有料です
4.管理アドバイザー制度の利用方法
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稲城市役所:開発調整課 042-378-2111 内線323 多摩市役所:くらしと文化部 住宅課 042-375-8111 内線2451 日野市役所:街づくり推進部 都市計画課 街づくり係 042-585-1111 内線305 |