マンションだより「新しい絆」 2002年6月号


修繕積立金などのペイオフ対策

あなたの管理組合ではどうしていますか


 4月から,銀行など金融機関が破たんしたとき,そこに預けられている1000万円とその利息しか保護されない−−ペイオフが始まりました。1000万円をこえる修繕積立金を保有している管理組合では,居住者の貴重な財産を保全するため,様々なペイオフ対策をとりはじめています。その一部を紹介します。


「国債」,「修繕債券」の購入

FTマンション

「修繕債券」購入,定期預金を5つの銀行の普通預金へ

Aマンション

戸数777戸  築21年

 これまでに,(1)普通,定期預金はSM,TM銀行に (2)利付国債(2年・5年),預金保険機構債券をあわせて約7億円購入 (3)住宅金融公庫の「マンション修繕債券」(1億6千万円)購入。

  • 引きつづき住宅金融公庫の「マンション修繕債券」を購入
  • 普通預金,定期預金は現状通りの銀行都市,今後とも金融動向(風評,格付けなど)に留意していく

戸数275戸  築31年

  • 昨年,住宅金融公庫の「マンション修繕債券」を39口(3900万円)購入,今年も同額購入する予定
  • これまでの定期預金約1億4千万円は,5つの銀行に普通預金として分散
  • 当面の大規模修繕には普通預金をあて,これからは「マンション修繕債券」購入を中心にする予定

定期預金を4つの金融機関に分散

Kマンション

とりあえず定期預金を大手銀行の普通預金に

EMマンション

戸数50戸  築30年

 現在の積立金は約4000万円。3年前からペイオフ対策を検討してきた。

  • G信用金庫に一括していた定期預金をTM銀行,TS信用金庫,郵便貯金に分散(G信用金庫以外は1千万円以下)
  • 今後,金融動向に即応できる対策を検討

戸数176戸  築13年

 修繕積立金は約7億円。金額を大手のTM銀行の定期預金にしていた。

  • 定期預金を4行に1000万円ずつに分散
  • 残りの6億数千万円はTM銀行の普通預金に変更し,来年の普通預金のペイオフ解禁までに対策を検討

「修繕債券」プラス「国債」購入

T団地

定期預金を1000万円ずつ8行に分散

Hマンション

戸数約1400戸  築20年

 これまで(1)住宅金融公庫の「マンション修繕債券」180口(1億8千万円)購入 (2)3つの銀行への預金を,安全性,利便性からTM,MS銀行に集中して預金

  • 「マンション修繕債券」を継続購入
  • 利付国債(2年)の購入
  • 安全性の高い銀行に預金 修繕積立金以外の日常の運営費は,自己資本比率,格付け,株価等を定期的に監視し,もっとも安全性の高い上位数行の定期預金,普通預金に預ける予定

戸数87戸 築26年

 これまで定期預金(約7000万円)までを1つの銀行に,他を別の銀行の普通預金に預託。

  • 定期預金を1000万円づつ8行に分散

※普通預金の全額保護は2003年3月末まで


マンション管理適正化法に基づく

登録・管理会社


登録会社とは

 「マンション管理適正化法」により,国に未登録の管理会社は営業ができません。

 登録会社の要件は,管理組合の会計業務・出納業務・大規模修繕工事の調査診断,長期修繕計画など維持修繕にかかわる業務(機関事務)を行なう会社です。清掃,管理人業務だけを行なう会社は管理会社に該当しません。


管理会社の全国・登録情報はホームページ日本共産党板橋区議団マンションコーナーで検索を



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