稲城民報2002年3月号外

「自由民主」(自民党機関紙)が医療事故・事件で共産党攻撃

人命にかかわる問題を他党攻撃の材料に
こんなことが許せるでしょうか

 公明党が都内各地で京都や川崎でおきた医療事故・事件を使って,日本共産党と全日本民主医療機関連合会(民医連)の病院を攻撃しています。また,自民党の機関紙「自由民主」号外もまかれています。

再発防止に努力する病院を支えるのが政治の役目です

 医療事故は,絶対にあってはならないことです。しかし,国が指定して高度医療をになう82の特定機能病院だけでも,この2年間に1万五千件の事故がおこるなど大きな社会問題です。

 自民党が攻撃している病院は,いずれも事故を自主的に明らかにし,行政や外部の専門家による調査をおこなうなど,再発防止の努力をけんめいにおこなっています。こうした努力を応援することこそ,政治の役割ではないでしょうか。


再発防止はそっちのけで,悪口だけの「自由民主」

 「自由民主」号外では,再発防止についてはふれず,事故・事件を共産党や病院を攻撃する材料にしかしていません。

 「まじめに自主公表し,教訓をひろげようとする病院を犯人扱いする報道では,…医療事故を自主公表しようとする医療機関はでてこなくなる」−大阪の病院の事故調査にあたった本田武司教授(大阪大学微生物研究所)は,こうのべています。病院をやみくもに「犯人あつかい」し,ましてや他党の悪口に使うなんて,まともな政党のやることではありません。


民医連病院のとりくみを市やNHKも評価

 「自由民主」号外が攻撃している大阪・堺市の病院の努力は市の調査班にも評価されました。その対策はNHKクローズアップ現代(00年9月6日放映)でも大きく報道。この病院は今では感染対策の講演を厚生労働省から依頼される,模範的な病院になっています。
 また川崎市の病院に対しても,川崎市は「再発防止にむけた同病院の強い意志があらわれている」言っています。


国会で野党4党がそろって抗議

 自民党は国会でも,この問題を使い,日本共産党と民医連を攻撃しました。共産,民主,自由,社民の野党4党は,共同して”事実も示さず,一方的に特定政党を攻撃するのは卑劣”と,謝罪と議事録からの削除を求めました。