みなさんこんにちは。 こちらは日本共産党です。
今月23日から、来年度の東京都の予算案を審議する都議会が始まりますが、石原知事が出した予算案の内容をご存知でしょうか。 日本共産党は、最近話題になっている大銀行への課税など、都民の願いにこたえる仕事には賛成であり、実現のために大いに頑張ります。
しかし、今度の予算案には、都民のくらしや都政の将来にとって看過できない重大な内容が含まれています。 それは、東京都のかけがえのない福祉制度を、根こそぎ切り捨てようとしていること、その一方で、公共事業には1兆円もつぎこみ、借金財政をさらにひどくしようとしていることです。
福祉切り下げについてみてみましょう。 これまで無料だったシルバーパスは全面有料化する、お年寄りの医療費助成や寝たきり手当は廃止する、障害者の方々や母子家庭などへの医療費の無料制度を撤廃しようとしています。 切り捨て計画で被害を受ける人は180万人にもおよびます。
いまの不況や、政府の年金、医療改悪が進行している下で、福祉を軒並み切り捨てていいのでしょうか。
シルバーパスは、お年寄りのくらしの足として定着し、全国すべての政令市で無料です。 ところが、今度の改悪案は、一度有料化したら、今後は知事の一存でいくらでも値上げできるという大変な内容です。 また、医療費の無料制度がなくなれば、お医者さんにかかれなくなる人が多くなります。 福祉手当の廃止は、寝たきりのお年寄りと家族の死活に関わります。 福祉。くらしを守るのが自治体の最大の仕事です。 石原知事の福祉切り捨て案は、自治体の役割を投げ捨てるものではないでしょうか。
みなさん。 財政が大変だからとお思いの方もいらっしゃるでしょう。 しかし石原知事は、福祉切り捨てで年間1000億円の財源をつくったと自慢しますが、臨海開発や大型道路計画などの公共事業には1兆円近くも投入しようとしています。 借金も6000億円も増やす計画です。 これでは税金の使い方が逆立ちしているのではないでしょうか。
いま徳島県の吉野川・可動堰や愛知県の万博計画、神戸の空港建設などをめぐって、大型開発のムダづかいを改めようという声が、全国で広がっています。 いまこそ、石原知事もゼネコン型の大型開発優先の税金の使い方を、福祉・くらし第一に改めるべきではないでしょうか。 そうすれば、都民の福祉を切り捨てなくても、財政を十分に立て直すことができます。 日本共産党は、都民のみなさんと力をあわせ、福祉・くらし切り捨てやムダづかいをやめさせるために頑張ります。
みなさん。 今度の都議会では、各党・各議員が、福祉切り捨ては許さないという態度を示せば、かけがえのない今の福祉制度を守れます。 ところが自民党や公明党は、知事の福祉切り捨て案を評価するだけでなく、さらに公明党は「シルバーパスを存続、公明党の実績だ」と都民を欺く宣伝をしています。 とんでもありません。 シルバーパスについては、自民党は「きわめて有効な制度」と言い、公明党も「制度は絶対後退させない」と前回の都議選で公約していたはずです。 今回の知事案は、無料だったシルバーパスの全面有料化という明らかな後退です。 肝心な事実を隠して福祉切り捨てに協力するのではなく、公約通り、福祉を守るべきではないでしょうか。 さもなければ、公約を撤回した理由を都民の前に正々堂々と明らかにすべきです。
日本共産党は、都議会での徹底審議を求め、公約を守り、福祉を守りぬくために、みなさんと力をあわせます。
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