鈴木宗男議員逮捕 汚職・腐敗の全容にメスを


 みなさんこんにちは。 こちらは日本共産党です。

 鈴木宗男議員が逮捕されました。国有林を違法に伐採し処分されていた会社から,役所への働きかけを頼まれ,500万円のわいろを受け取っていたという疑いです。

 国民の怒りの声と,日本共産党などの国会での追求が重なり合って,逮捕にまで追い込んだものです。しかし,これでこの事件は終わったわけではありません。今回の容疑は,鈴木宗男議員がむさぼってきた利権・腐敗政治のほんの一部にしか過ぎません。いわゆる「ムネオハウス」やケニアのダム開発など,政府開発援助(ODA)を食い物にしてきたというもっと重大な問題はまだ残されたままです。

 捜査当局まかせにせず,国会は国政調査権を使ってこの事件の全体像を徹底的に究明すべきです。日本共産党はほかの野党とも協力して疑惑の全容解明のために頑張ります。

 みなさん。小泉首相も自民党・公明党も,鈴木宗男議員の疑惑解明にはずっと背をむけ続けてきました。なぜでしょうか。それは,鈴木宗男議員のやってきたことの全容が明らかになれば,その利権にあずかってきた自分たちの汚い体質が白日の下にさらされるからです。

 首相はいつまでたっても「やめるかどうかは本人が決めること」と繰り返すばかりでした。小泉首相は「自民党を変える」「自民党をぶっ壊す」と言って首相になったはずです。小泉氏が利権体質にどっぷり浸かっていることを知らない多くの国民は,小泉氏なら自民党を変えるだろうと勝手に思い込んでいたのですが,いまや小泉首相には自民党の利権体質を変える能力も意欲もないことが誰の目にも明らかになりました。

 自民党・公明党は鈴木宗男議員が逮捕されたら,今度は「あとは司法の手にゆだねる」と言っていますが,まったく無責任です。自民党・公明党の議員の多くは,鈴木宗男議員からカネをもらっていました。このことの道義的責任を明らかにすることを,まず始めるのが政権党としての責任ある態度ではないでしょうか。それができなければ,自民党・公明党に政権を担う資格も能力もありません。

 みなさん。いま問われているのは鈴木宗男議員個人の問題にとどまりません。企業や団体から献金を受け取り,その見返りに政治をゆがめたり,税金を私物化したりする。こういう,自民党が長年続け,公明党がそのおこぼれにあずかるという政治の構造そのものを変えるときではないでしょうか。

 今度の鈴木宗男議員の逮捕で注目されるのは,たとえ政治資金としての届出をしていても,その見返りを期待した企業献金はワイロそのものであるという判断が下されたことです。鈴木宗男議員だけでなく,他の与党議員も企業や団体からの献金を受け取っています。「届出をしてあるから問題ない」ではすまされません。自民党には,昨年だけでゼネコンから3億円もの政治献金が行われています。その中には,無駄な公共事業によって日本の自然環境と地域社会を破壊している企業も含まれます。テレビ局などのマスコミも,自民党に献金をしているのです。マスコミが自民党・公明党の利権体質を徹底して追及できない理由はここにあります。いまこそ政治とカネや利権・腐敗政治の大本を改革すべきではないでしょうか。このことは日本共産党以外の野党にも言えることです。

 日本共産党は,企業・団体からの献金を1円も受け取らない清潔な政党です。企業・団体献金の全面的な禁止を求めるとともに,他の野党とも協力して「少なくとも公共事業を発注している企業からの献金は禁止する」法案を国会に提出し,その成立に全力をあげています。日本共産党と力を合わせ,いっしょに清潔で新しい政治に切り替えましょう。

 日本共産党の「しんぶん赤旗」のご購読をお進めします。機密費や鈴木宗男議員の資金が渡された議員のリストなど,興味深い記事が満載です。ぜひご購読ください。

 最後に,日本共産党は企業・団体献金を受け取らず,国民一人一人の浄財で運営されている政党です。汚い政治を終わらせるためには国民のみなさんの一人一人の積極的なご協力が必要です。日本共産党の活動を支えるための募金にもぜひご協力ください。

 ありがとうございました。