都議会委

シルバーパスの全面有料化 否定できない公明都議

2001年3月22日(木)「しんぶん赤旗」より

  都議会予算特別委員会(16日)で,シルバーパス全面有料化を批判した日本共産党のチラシをもちこんで「全部ウソ」,「有料化には当たらない」と攻撃した公明党。 21日の都議会厚生委員会では,同党の石井義修都議(墨田区選出)が事実を示して反論する本紙報道(3月18日付)を持ち込んで,反論をこころみたものの,皮肉にも自らの口で有料化を裏付ける結果となりました。
  石井氏の質問は,「従来通り共産党が言うように何でも無料でやれというやり方でやれば,今後予算がどうなるか」というもの。
  「タダにこしたことはないわけですが,限られた財源でさまざまなことをしなければならない。 もし,このままシルバーパスを続けていったら,東京の福祉はどうなるか」と,シルバーパスを有料化にしてよかったといわんばかり。 4800億円もの増収があるのにムダな大型開発にメスを入れ,福祉・くらし優先に税金の使い方を変える努力をせずに,限られた福祉予算のこっちを削って,あっちにつけるという,都の言い分を丸のみ。
  昨年10月から住民税課税者は2万0510円,住民税非課税のお年寄りからも1000円を徴収したにもかかわらず,公明党は予算特別委で「(1000円の)事務手数料で運賃有料化には当たらない」などといって,日本共産党を攻撃していましたが,本紙の反論を受けてか,石井氏はこの問題に一言もふれず。
  公明党議員は,前回都議選で当選した24人中23人が無料パスを「現行どおり」,「拡充」を公約していました。 公約やぶりにはほおかむりして,無料パスをなくし,有料化したことを「努力」と合理化。 その一方で,公約を守り無料パス継続を一貫して主張してきた日本共産党に対し的外れな批判を展開しました。