みんなの稲城

第48号 2003年12月2日

編集:このままでいいのか稲城をよくするみんなの会


家庭ゴミ収集の有料化

市民の議論の機会設けず,突然提案

 12月議会は1日から始まりました。最大の議案は家庭ゴミ収集の有料化問題です。市は「ごみ減量の動機づけ」を理由にしていますが,最近3年間は市民の努力で現に家庭ごみは人口増にもかかわらず総量が減少傾向にあります。本音は「行革」の名の住民からの税外収入増です。

 また,過剰包装など商品生産者のゴミ発生元責任について触れていないとか,ゴミ処理のコスト積算に莫大な建設費を投入して使用しきれないでいる多摩川衛生組合ごみ焼却炉の建設費まで算入しているなど疑問や問題点が山積しています。さらに,市民に有料化案の内容,理由,金額などを示して意見を聞くといった当然の手続もせずに,議会にいきなり有料化案を提案して決めさせようとする行政手法は,市民との「協働」にも反します。

 こうした中で,市議会各会派,各議員が議案,陳情審議でどんな態度をとるのか注目されます。

「有料化見直し」で陳情

 この問題では市民から「有料化見直し」を求める陳情が出されており,12月12日の建設環境委員会で市の有料化案と一括して審議されます。

乳幼児医療費助成拡大の請願や年金問題の陳情審議も

 12月11日の福祉文教委員会で継続審議になっていた乳幼児医療費無料化を3歳未満児まで広げてほしいという請願が審議されます。また12月12日の建設環境委員会では「ごみ有料化」問題のほか,「安心できる年金制度確立要求」の陳情も審議されます。


「みんなの会」が市に来年度予算要求

 「稲城をよくするみんなの会」の永井代表らは10月24日市長室を訪れ,「2004年度稲城市予算編成に際しての要望書」を提出。11月18日には役員の岡田,滝沢,前島氏が予算案編成の総括を担当する田野倉企画部長と会い,要望の趣旨を説明,庁内での積極的な検討と要望実現を要請しました。

 要望は「みんなの会」が今年4月の市長選で掲げた「公約」実現をめざすもの。「住民が主人公」,「開発優先から福祉優先へ」といった基本視点に立って,保育,医療,介護,年金など社会保障,くらしと教育,環境保全,平和,市民参加の開かれた行政など多岐にわたる住民要求を盛り込んでいます。

 田野倉企画部長は,市の財政状況は厳しいが,要望はすでに各担当部門にまわして検討している,1月中には予算案編成を仕上げたいと述べました。岡田氏らはその後の再度の懇談を要請しました。


PFI導入など図書館問題で議会質問や「説明会」

 議会では岡田まなぶ議員が12月5日にこれまでに続いて一般質問で追及します。また市は多くの市民が要望していた再度の「説明会」を12月19日に開くと表明しました。