みんなの稲城

第49号 2003年12月22日

編集:このままでいいのか稲城をよくするみんなの会


12月市議会 家庭ゴミ収集の有料化,いっきょに可決

住民への事前説明,議論の機会設けぬまま

 石川市長は12月議会に突如,家庭ゴミの減量を主な理由として家庭ゴミ収集の有料化を提案。議会は市民自治,共産党,森本議員(無所属)の「反対」を押しきり,チェンジ21,公明党,新政会,民主・市民らの賛成多数で有料化条例を成立させました。住民が可燃ゴミを出す場合,市の指定したゴミ袋の購入を義務づけられ,標準世帯で1カ月400円〜500円の新たな税外負担が強いられることになります。

 有料化提案を審議した建設環境委員会では荒井議員(市民自治)や岡田議員(共産)らを中心に10時間近い質疑が行われ,有料化で本当に減量が続くのか,税金の二重どりではないのか,莫大な建設費をかけてつくった大型焼却炉はムダではなかったのか,市民が市の提案を知らないままで(論議の機会をつくらずに)有料化を決めるのは住民参加,民主的手続の精神に反するのではないかなど問題点が続出,市はまともな答弁ができませんでした。しかし委員会でも本会議でも多数会派はこれらの問題点に反論できないまま数の力で有料化案を可決。住民から出されていた「有料化見直し」の陳情も「不採択」(市民自治と共産,森本氏は「採択」を主張)としました。

 実施予定は来年10月。市は各地で住民に530回の説明会を開くといっていますので,住民サイドからの疑問点の徹底的な追及が必要です。

乳幼児医療費無料化拡大請願は「趣旨採択」

 12月の市議会は,新婦人の会稲城支部が出して継続審議になっていた,乳幼児医療の無料化の所得制限撤廃を当面2歳児まで拡大するように求めた請願を趣旨採択(共産,森本氏は「採択」を主張)としました。

年金改善陳情は「不採択」

 12月の市議会は,年金者組合多摩支部と稲城社保協が連名で出した「安心できる年金制度の確立を求める意見書提出の陳情」を「不採択」(共産,森本氏は「採択」を,市民自治は「趣旨採択」を主張)としました。

 不採択となった「年金」の陳情は,(1)「年金改革」ではこれ以上の保険料の引き上げや年金額の引き下げをしないこと,(2)2004年度の年金支給額をカットしないこと,(3)基礎年金の国庫負担を消費税引き上げなしに2分の1にすること,(4)年金の過大な積立金は保険料引き下げと給付の改善に活用すること,(5)全額国庫負担による最低保障年金をつくり全ての高齢者が安心して暮らせるようにすることの5点。委員会での討論では岡田議員(共産)が全面支持を表明したのに対して,荒井議員(市民自治)は「年金生活者を守る必要はあるがこの内容では無理がある」と「趣旨採択」を主張。大久保議員(公明)は「政府が毎日のように検討しているいま意見を出すのはよくない」と自治体の意見書提出権を否定するような理由で「不採択」の論陣を張りました。


広がる市民の活動 イラク派兵反対,平和を守れ

 政府,与党が憲法9条を踏みにじり,アメリカのイラク軍事占領に加担するために自衛隊を派兵しようとしている中で,稲城市民,諸団体の間でも「イラク派兵反対」「平和を守れ」のさまざまな運動が広がっています。

12月26日,1月27日に稲城在住の被爆者の方から

“聞き取り,語り伝え” −稲城原水協−

 稲城の被爆者団体「稲友会」から2名が出席。「あの日」の苦痛の体験,戦後の苦しみを語っていただき,広く伝える運動です。
  ◆第1回 12月26日(金)19時〜,中央文化センター第1会議室
  ◆第2回 1月27日(火)18時〜,中央文化センター

1月12日 青年にイラク派兵反対,核兵器廃絶を訴え

 稲城原水協は1月12日9時半から10時半まで,成人式会場前(駒澤学園正門前)で宣伝,署名運動を行います。

第5回稲城平和の集い(実行委員会主催)大盛況

 12月7日,城山文化センターで開催。たくさんの子どもたちをふくめて200人が参加。和太鼓,舞踊エイサー,朗読,合唱で平和への願いをうたいあげるとともに,稲城で戦争体験をした5人の方が多摩弾薬庫での労働の経験,坂浜空襲の悲惨さなどを語りました。参加者は,平和の尊さを子どもたちに語り継ぐ大切さを確認しあいました。

稲城原水協や新婦人の会が街頭宣伝・署名

 12月10日には稲城原水協が稲城駅前で,20日には新婦人の会が若葉台・三和前でそれぞれイラク派兵反対,核兵器廃絶を訴える宣伝と署名活動を行いました。


稲城市内の各分野の人たちが共同でイラク派兵反対の活動を行う相談もすすんでいます