みんなの稲城

第53号 2004年6月22日

編集:このままでいいのか稲城をよくするみんなの会


「介護利用料引き上げないで」の陳情実らず

6月市議会

 政府の審議会はいま,来年の介護保険制度の見なおしにむけて,介護保険と障害者福祉サービスとの統合や保険料の納入年齢を20歳からにする〔現行40歳から〕,要支援や介護Iなど軽度の要介護者の利用制限,利用料の引き上げなど重大な問題点を含む検討をしています。
 この状況をふまえて,多摩稲城年金者組合と稲城社保協は6月市議会に対して,(1) 利用料の負担増〔現行の1割を2〜3割へ〕はしないこと,(2) 国に低所得者対策を強めることの2点の意見書採択を求める陳情をしました。11日に開かれた福祉文教委員会では,ほとんど審議らしい審議もないまま,「(1)項はまだ決まっていないことだ,(2)項は全国,東京市長会でも同趣旨の要望を出している」という理由で,チェンジ,公明,市民自治〔ネット),新政,民主の委員が全員一致で(共産は委員長で採決に加わらず〕第1項は不採択,第2項のみ採択としました。
 傍聴者の1人は「利用料の引き上げが決まる前だからこそ意見書を出す意義があるのに全員が一致してして葬るとは驚きだ」と憤っていました。また今回も陳情者の意見陳述要望は実現しませんでした。

市民自治,共産,森本議員(無所属)が採択に賛成

 18日の本会議では共産党の岡田議員と無所属の森本議員が両項の採択を主張する討論をしました。なおこの日の本会議では,市民自治は両項目の採択に賛成,同会派の中村議員(ネット)も委員会での態度を変えて,第2項目だけの採択には同調しませんでした。


525万円もの市長専用車

 石川市長は4月に消防署管轄にしてサイレンまでつけた専用車を新調する予算案が批判されたため,6月議会には緊急車指定を外して総務部所管とする案を提示。しかし525万円という予算額はまったく変更なし。共産党や森本議員は,市長は福祉予算を冷たく削りながら本人が専任運転手付きの高級専用車を乗り回すのは不適切だと反対しましたが,賛成多数で可決されました。


防災訓練に自衛隊呼び込み

 市長は3月の岡田議員〔共産〕の質問に,市の防災訓練に自衛隊を「炊き出し」支援に呼ぶと表明していましたが,6月の荒井議員〔市民自治〕の質問には「炊き出し」には限らないと答弁をエスカレートさせました。


狛江・矢野市長が三選

 6月20日に行われた狛江市長選で,革新の矢野ゆたか市長(共産推薦)が三選されました。相手候補は自民,公明,民社,生活者ネットが推薦,昨年の総選挙の政党の得票対比では1対8のうえ,石原都知事まで応援にかり出しましたが,矢野市長のくらしと福祉・教育重視,市民参加の政治を無党派市民が評価した結果といえます。また,参議院選を目前にしながら自民,公明と民主が平然と手を結ぶといった無原則さも有権者が批判したと思われます。「稲城をよくするみんなの会」関係者は矢野市長を支援しました。


今年は7月2日にスタート集会

少人数学級求める運動

 少人数(30人)学級への願いはますます強くなっています。4年目を迎える稲城の運動のスタート集会が7月2日午後7時から中央文化センターで開かれます。主催は「稲城で少人数学級を実現させる会」。多数の方々の参加が期待されています。


「家の近くでの投票」実現!

 「投票所になっている4小の前を通って遠い第一保育園まで行くのは子連れのヤングママや高齢者はたいへん」と,矢野口の住民が投票区域の改善を昨年9月の議会に陳情して趣旨採択されていましたが,今年7月の参院選から「近くでの投票」が実現しました。陳情発起人は「署名の力ってスゴイわね」とにっこり。年金者組合や「みんなの会」も支援していました。


稲城・平和を求める諸運動

 稲城市民の平和を求める諸運動がすすんでいます。日程を中心にお知らせします(◇は稲城原水協主催)。

◇ピーストレイン第6回ミーティング=6月23日18時30分,中央文化センター 稲城在住被爆者からの聞き取り,語り伝え運動です。若い人たちが積極的に参加しています。

○イラクに自衛隊でなく平和を送る稲城市民の会=7月14日19時,中央文化センター 稲城市民の平和を求める声をどう寄せあうか。今後の会の名称や活動について話し合います。

2004ピースウオーク in 稲城=7月25日16時45分,市役所前集合 市内を行進して18時,大丸公園で解散

◇原水爆禁止2004世界大会=8月4〜6日,広島 稲城から4〜5人の代表を送りたいと参加者を募集中です。