みんなの稲城

第55号 2004年11月2日

編集:このままでいいのか稲城をよくするみんなの会


家庭ごみ有料化で異議申立て

「考える会」が「市民との協働損なった」などと


 稲城市は多くの市民の疑問や質問,意見を封じたまま,10月1日から家庭ごみの有料化を実施しました。これに対して,市民要望の陳情などを重ねてきた「稲城のごみを考える会」の金永満代表はじめ市内各地の住民10人は,10月28日,市長に対し「有料化処分の撤回」を求めて地方自治法229条に基づく「異議申立て」をしました。
 「申立て」では,(1)市民への説明責任・情報開示責任を果たしておらず市が掲げる「協働」の精神に反する,(2)ごみ減量は有料化だけでは解決しない,(3)今回の有料化条例は法的にも疑義がある,(4)税の2重取りではないか,(5)手数料算定が不明瞭,(6)拡大生産者責任(ごみの発生源である生産業者の責任)の追及が弱い,(7)せめてごみの一定量は無料にするべきなど,14項目にわたって異議申立ての理由を詳細に述べています。地方自治法では、市長は「異議申立て」を受けると議会に諮問、議会は20日以内に意見を述べなければならないことになっています。
市は「有料袋」の使用を強制しながら、10月になっても多くの地域で必要な種類の「有料袋」が売られなかったことなど、最近でも市の無責任さは目に余ります。こうした中で市民の不満や疑問を代弁したかたちの「異議申立て」に対して、市長と市議会各会派・議員が今後どのように対応するのか注目されます。



市民バスの増便は可能!


 「みんなで市民バスを走らせる会」は10月31日に中央文化センターで、「本当にバスの増便=新たなバスの購入ができないのか」について学習会を開きました。
 市民バスの予算・決算の変遷(岡田まなぶ市議が報告)を見た結果、乗客数の増加によって、市が当初見込んでいた毎年1800万円の支出が大幅に軽減されてきていることが明らかになり、新たなバスの購入(1台約1400万円)による増便要求は十分に可能なことを確認しあいました。



「みんなの会」が予算要望書を提出


 「稲城をよくするみんなの会」では,10月29日,住民要求に基づき,市長あてに「2005年度予算編成への要望書」を提出しました。11月に担当責任者と懇談の予定です。



憲法,教育基本法守る運動進む


「市民の会」が集会

 「憲法9条を守る稲城市民の会」は10月17日,中央文化センターで講演と討論の集いを開き76人が参加,集会室はあふれんばかりでした。平尾在住で歴史教育者協議会事務局長の渡辺賢二氏が「市って活かそう日本国憲法」と題して講演し,憲法9条の世界的な先駆性とこれを堅持する運動の意義を強調。討論では,「9条を守ることこそ国際貢献だ」「教育基本法改悪の動きは改憲策動の前触れだ」」といった発言が続き,集会では「声明」を採択,各方面に提出しました。

毎月,勉強会へ

 同会では今後毎月1回,勉強会を開く予定。11月は10日に,「教育基本法を変えることのねらいは?」として,教育現場の先生たちがレポート。12月1日は「新しい憲法を手にして」と題して,会の世話人代表の関口澄子さんが,戦後の教壇に立ったときの憲法の新鮮な感動を語ります。

市民と教職員の連名アピール運動

 南多摩(稲城,多摩,日野)の「憲法・教育基本法改悪はNO!市民と教職員連名ピール運動実行委員会」では,3000人以上の賛同署名を載せたチラシを3市に全戸配布しようと署名協力の訴えをしています。10月16日には城山文化センターで集会も開きました。氏名掲載可能な方は1人分でも多く同実行委員会へ。



11/21 新婦人の会が秋まつり


 新婦人の会稲城支部では,今年も恒例の「秋まつり」を開きます。11月21日(日)10〜16時,向陽台公団賃貸住宅集会所(バス停「向陽台3丁目」下車,うしさん公園上。市民バス「向陽台4丁目」下車,道ぞい)。今年はバザーや活動交流が中心です。



12/5 第6回稲城平和の集い


 今年で6回目を迎える「稲城平和のつどい」(同実行委員会主催,稲城市教育委員会後援)は,12月5日(日)13:30〜15:30,城山文化センター視聴覚室で開かれます。メインテーマは「憲法」。入場無料。
 「稲城の人の戦争体験と憲法」では,稲城の乳飲み子を抱えた戦争体験者や疎開と工場動員などの話を聞き,会場参加者とのトークも。戦争を知っている世代も知らない世代もぜひ参加をと呼びかけています。
 「このほか,和太鼓演奏,詩と朗読「無言館によせて」,合唱「ぞうれっしゃがやってきた」,みんなの平和メッセージなど多彩な催しが予定されています。