みんなの稲城

第66号 2006年10月31日

編集:このままでいいのか稲城をよくするみんなの会


全国でも稲城でも高まる 教育基本法守れの声


 国会で審議が再開された,子どもに「愛国心」を強要し,「できる子,できない子」の餞別教育を制度化してイジメの温床も広げるような教育基本法の改悪をさせてはならないとの声が全国でも稲城でも広がっています。
 全国の小中学校長の66%が「反対」(東大基礎学力研究開発センター調べ),NHK世論調査では69%が「慎重審議」を求め,朝日新聞世論調査では「今国会での成立を望まない」が72%です。 東京地裁は東京都教育委員会の「君が代」「日の丸」強制は,憲法・教育基本法違反であると断定しました。
 10月14日には東京・明治公園で2万7千人の大集会が開かれ,国会要請行動も連日行われています。

稲城,右翼の妨害排し毅然とパレード

 稲城では10月28日に城山文化センターで,市内14団体でつくる実行委員会の呼びかけで「教育基本法の改悪を許さない稲城市民集会」を開いて講演を聞き,市民へのアピールを採択するとともに,城山公園から川崎街道に出て東長沼の稲城教会までパレードを繰り広げました。
 パレードには,これを実力で阻止しようと,右翼が街宣車3台を繰り出して大音量を上げながら執拗に更新を妨害しました。 実行委員会は多摩中央警察に厳重な警備を要請しつつ,最終地点まで毅然とパレードを行い,多くの市民の声援を受けました。
 実行委員会では,教育基本法改悪案の廃案をめざして,引き続き稲城駅前(11月9日),稲城長沼駅前(11月22日),若葉台駅前(12月7日)(各午後6〜7時)で宣伝行動をします。



憲法連続講座,順調に進む


 「憲法9条を守る稲城市民の会」の提案で9月から稲城市の公民館が主催・開催している「連続憲法講座」(6回,会場は中央公民館)は好評です。 次回(第4回)は11月9日(日)午後1時半から「平和と友好を広げる −憲法9条の意義」,次々回(第5回)は12月10日(日)午後1時半から「国際社会に生きる −真の国際貢献とは何か」で,それぞれ専門の弁護士さんの講義と参加者の討論です。 同会では広く市民のみなさんの参加を呼びかけています。



「里山の会」がシンポ


 「稲城の里山と史跡を守る会」は10月14日に地域振興プラザで「稲城の里山と史跡を大事にする市民シンポジウム」を開きました。 7人のパネラーが南山の動植物の素晴らしさや,貫通道路ができたときの大気汚染の被害の大きさ予測などを報告しました。
 同会では11月18日(土)10時,稲城駅前に集合して,三沢川ぞいに薄葉谷戸,清水谷戸を散策します。



安江委員長辞任


 今年1月から8月までの9回の稲城市教育委員会のうち4回も欠席していたことが本会の調べ(「みんなの稲城」No.65既報)で明らかになった安江元治教育委員長(報酬は月額8.9万円)は,9月19日の第10回教育委員会で教育長を辞任しました。 ただし委員には留任(同7.5万円)。 後任は小野好江氏(元稲城市立第5中学校長,押立在住)・
 安江委員長は昨年の教科書選定に際して,歴史をゆがめ侵略戦争を賛美する「つくる会」教科書の採択を主張した人。 今年6月には稲城市立学校PTA連合会総会で,教育基本法に基づく戦後の民主教育を批判,またその席上,自らが責任者の稲城市の教育方針,予算を非難したため市議会が教育委員長の職責を喚起する「申し入れ」をし,9月9日の市議会一般質問でも森本喜三郎市議が追究を重ねていたもの。 委員長就任1年間での辞任は異例ですが,委員留任自体の適格性が引き続き問われます。



各団体の行事


◆稲城で少人数学級を実現させる会

  • 今年も1万人目標の請願署名運動を始めています。

◆原水爆禁止稲城協議会が月例署名活動

  • 11月14日 (火) 16時〜17時,矢野口・富士スーパー前にて。

◆第8回稲城平和のつどい

  • 12月3日 (土) 13時30分〜15時30分 城山文化センターにて。

◆新日本婦人の会が恒例の秋まつり

  • 11月19日 (日) 10時30分〜15時 大丸地区会館にて。