憲法公布54周年の3日、憲法改悪阻止各界連絡会議は、都内で学習討論集会「改悪許さず、憲法の生きる21世紀に」を開きました。
日本共産党の緒方靖夫参院議員は「21世紀のアジアの平和と憲法9条」をテーマに報告。 「アジアの平和の流れに沿うか、逆らうかが日本に問われている」とのべ、東南アジアや南北朝鮮で、紛争を話し合いで解決する流れが強まっていることを指摘。 平和憲法を持つコスタリカ共和国が、軍隊を持たずに教育重視の国づくりを進めていることを紹介しながら、憲法9条の先駆性を強調しました。
「なぜ「新しい人権」「首相公選制」なのか?」をテーマに講演した渡辺治一橋大学教授は、国民の「改憲アレルギー」を和らげ、現実政治への不満を改憲に結びつけるねらいから、改憲勢力が「環境権」などの「新しい人権」や首相を直接選ぶ「首相公選制」を持ち出していることを解明。 国民に痛みをともなう「改革」を強力に推進するのが「首相公選制」の本音と指摘し、各分野の運動の発展が憲法を守る力になることを強調しました。
憲法を学び生かす各地の運動を交流。 「10年間、市内の趣味のサークルなどにも呼びかけ、憲法学習を広げている。 秩父事件を訪ねる旅で人権の歴史と憲法を考えるなど、楽しく学んでいる」などの発言がありました。