「軍事でなく平和で世界貢献を」「話を聞いて僕の心のなかに平和のとりでが築けました」――。日本国憲法の九条を広める運動をしている「アメリカ9条の会」代表のチャールズ・オーバビー氏を迎えて語り合う会が六日、東京都内で開かれ、百人を超える参加者から憲法九条の理念を世界に発信していく決意が相次ぎました。
一九九二年の湾岸戦争後、「世界に平和を」と櫛田ふきさんらのよびかけで結成された市民団体「平和カードの波運動」の主催。
百一歳になる櫛田さんも元気な姿で参加し、「『9条の会』が世界で認められるようになってうれしく思います」とあいさつしました。
オーバビー氏は、米兵として朝鮮戦争にも参加した自身の体験にふれたうえで、現在の南北朝鮮問題が平和的手段で進められていることを評価。戦争法(ガイドライン関連法)は憲法九条を抹殺する策動と警鐘を鳴らし、日本政府が戦争協力に巻き込もうとしている人々によびかけ協力反対の運動を広めようとよびかけました。
日本共産党の緒方靖夫参院議員は、北朝鮮への超党派訪問団の内容を紹介し、「いま大切なのは軍事でなく平和外交。憲法九条への攻撃をはねかえそう」と訴え。方言指導者の大原穣子さんが流れるように語る広島弁の憲法九条には、大きな拍手がおきました。
討論になると次々手があがり、「『若い人たちが立ちあがって』とのオーバビーさんのよびかけは大きな励み。頑張る」(女子大学生)、「安保を何としてもなくしたいと気持ちを強くした」(沖縄からの参加者)との発言が続きました。