「島の様子がどうなっているのか知りたい」「これから再建しようっていう人を応援してほしい」。 15日、三宅島住民が避難している都営別所団地(東京・八王子市)を、日本共産党緒方靖夫参院議員(党三宅島火山活動・神津島近海地震対策委員長)が訪問。 同団地に避難している寺本恒夫党三宅村議とともに避難住民と懇談し、生活での不安や行政への要望などを聞きました。
同団地には、八王子市に避難している168世帯537人のうち33世帯106人が避難しています(11日現在)。
「どこにだれがいるのかわからない。 広いところに放り出されて精神的につらい。 情報がほしい」、「家でじっとしているだけという人もいる。 庭の草取りやラジオ体操を皆でやって元気を出しあいたいが、連絡をとる方法がない」
集落がバラバラになり、慣れない都営住宅での生活への不安が次々と出されました。
自宅を建て替えたばかりという女性は、「テレビが映す島の様子は道路だけで、地域の状況はわからない自分の家がどうなっているのか、もう一度みたい」と訴えました。
緒方議員は、「北区や港区に避難している方にも聞いたが、「とにかく島の状況を知りたい」というのは共通している。 MXテレビが島の様子を流しているが、そもそも番組自体が知られていない。 もっと知らせたり、充実することはできる」と語りました。
避難生活が長期化するなかで、生活再建にたいする要望も出されました。
島で焼肉屋をやっていた女性は、「島にいれば、自分で畑やっているから、イモ掘ったり、山でアシタバとったりできたけど、こっちでは何もない。 これから大変だよ」と話します。
シルバー人材センターに登録していたという男性は、「シルバーセンターで事業を再開したいが、役員自体がバラバラで会議を開けない。 受け入れ先はあるが、事業が再開できない。 早く再開しないと自活していけない」と語りました。 民宿を経営していた男性は「借金しながら事業をしていたけど、東京でアルバイトして返せる額ではない。 無保証にするとか、金利をなくすとか、もうちょっと借りやすい制度にしてほしい。 このままだと、みんなバンザイしちゃうよ。 56億かけて道路とかを直すのは当たり前の話で、目に見えない生活の問題にこそ手をうってほしい」と生活再建への支援を要望していました。
緒方議員は「暮らしの援助策を求める声をどんどん行政にあげてください。 国会でも個人補償や借金の返済猶予など生活支援策を求めていきたい」と避難住民を励ましました。
懇談後、緒方議員は清水ひで子都議、山越拓児八王子市議とともに、京王南大沢駅前で三宅島噴火災害などの義援金への協力を呼びかけました。