No.8 2001.05.07

くらし・介護…たよれる政治家

日本共産党  新田 孝

とりもどそう! 東京の福祉

シルバーパスを無料に


シルバーパスの全面有料化で利用者10万人減少

 左の図を見てください。 シルバーパスの全面有料化に加えて,バスの営業所に買いに行かなければならないなどの手続きの煩雑さで,昨年度の交付数が99年度に比べ10万6000人も減少しています(多摩市6619人→6445人,稲城市2229人→1990人)。
 さらに重大なことに利用者の間に住民税の課税・非課税の区別が持ち込まれ,5000円も負担しなければならない方が12万8000人にのぼります。 しかもこの負担金は,今年度は1万円,来年は1万5000円,再来年以降は2万0510円にもなります。
 こうして,無料で利用していた人の3分の1を振り落としてしまおうというのが都のねらいなのです。
 「どこまで年寄りをいじめれば気がすむのか?」
 こんな声が上がるのも当然です。
 シルバーパスを元の無料制度に戻すには20億円あれば十分です。東京都の財政規模は,11兆9000億円(特別会計含む),家計に換算すれば12万円の家計でわずかに20円の出費ですむ話なのです。

マル福は54億円,老人福祉手当は63億円あれば復活できます!

 都のお年寄りいじめは,シルバーパス有料化だけではありません。 老人医療費助成制度(マル福)も段階的廃止で10万人が門前払いに等しい扱いを受けることになり,
 これも54億円(12万円の会計なら54円)で復活できます,老人福祉手当も63億円,障害者の医療費助成も99億円,その他削られた福祉を元に戻すお金は全部で390億円です。

日本共産党が伸びれば復活させられます!

 公約を守って,石原都知事の福祉削減に反対したのは日本共産党だけでした。 しかも財源も示して切り捨てには道理がないことを明らかにしてきました。
 自民・公明はすべての福祉削減に賛成,民主・社民は障害者福祉をのぞいて賛成,生活者ネットはシルバーパス有料化に賛成しました。
 日本共産党が伸びてこそ,東京の福祉復活の道が開かれます。


新田孝ものがたり No.8

 69年6月,関イチ子さんと結婚,70年3月,長女・あす子さん誕生,そして71年3月,多摩市の公団・永山団地に転居します。 1ヶ月2万1700円という都心にはない家賃が魅力でした。
 しかし,当時はまだ京王相模原線が開通しておらず,もちろん永山駅もなく,まさに「陸の孤島」。 最寄りの桜ケ丘駅までは自転車通勤。 旧鎌倉街道の走りにくい歩道(側溝にフタをした,その上が歩道)を,カンカン照りの夏の日も,下から寒さが這い上がってくる冬の日もペダルをこぎ続けました。 職場でのきびしい労働運動,日本共産党の活動もありました。 「家には寝に帰るようなものだった」と語ります。
 そんなある日,降って湧いたように市議選立候補の要請が…74年夏でした。 「とんでもない」といったんは断りますが,11月には決意することになります。

つづきは次号で。