こんにちはたらお治子ですNo.61(2005年12月)

12月1日から

市議会定例会が始まりました

 みなさん,こんにちは。 総選挙後,国政では庶民大増税や憲法改憲などの動きがいっそう強まっています。 さらに小泉内閣の「三位一体の改革」も進められています。 生活保護の国庫負担削減案は,国民や地方の強い反対があり見送りが決まりましたが,児童扶養手当や児童手当ては国庫負担率を引き下げる方針が出されています。 くらしは厳しくなるばかりです。 12月議会では,公の施設への指定管理者制度導入に関する議案,定率減税の継続を求める陳情,私立幼稚園の保護者負担軽減補助金の増額に関する陳情,坂浜の大規模墓地建設計画に関する陳情などを審議します。 日本共産党稲城市議団は住民のくらし・福祉を守るためにがんばります。


マンション耐震強度偽装問題について

居住者への相談体制強化,安全対策が急務です

 首都圏のマンションなどをめぐる耐震強度偽装問題は大変深刻な問題です。 背景に1998年の建築基準法改悪で,これまで自治体が行ってきた建築確認・完了検査を民間の検査機関でもできるようにした規制緩和があります(同法の改悪には「建築確認・検査の民間開放が民間任せであり,行政のチェック体制が不十分」などとして日本共産党は反対)。 安全確保ができないシステムを作った国や地方自治体の地域にたいする責任も問われます。 11月22日,日本共産党は国土交通省の担当者からこれまでの経過についての説明とともに,全容解明,責任問題などを含めた安全対策,居住者への救済措置などについて対策を要求しました。 これには日本共産党稲城市議団も参加しました。 市内にも耐震強度偽造のマンションがあり,居住者への相談体制強化,安全対策などを含めた支援は急務です。


平尾地域から新百合ヶ丘方面の交通渋滞の緩和策について

 「新百合ケ丘周辺の道路の渋滞には困っています。」 多くの方から,声が寄せられます。 現地を調査し,川崎市の対策も調べ,提案をつくりました。 みなさんからのご意見,ご提案をお待ちしています。 みなさんの意見をもとによく練り直したうえで,稲城市,川崎市,小田急バス等の関係機関と折衝したいと考えています。

新百合ケ丘駅周辺の交通渋滞を緩和し,平尾中央通りの渋滞緩和をすすめるためのいくつかの具体的提案

  • 車の集中を分散させるためのとりくみ
  • 道路の改善計画の早期実施
  • 大規模店の車の出入りの管理の強化を要請

1 バス路線(小田急)については,平尾地域から栗平駅をまわる路線を

 平尾地域から栗平駅への稲城市iバス路線はありますが,本数が少ないという問題があります。 バス路線の新設は,新百合ケ丘駅へのバス,車(送迎も含めて)の集中を分散させ,新百合ケ丘駅周辺の渋滞改善,平尾地域の住民の利便性の向上に役立つのではないでしょうか。

2 新百合ケ丘駅周辺と大規模店への車の渋滞緩和をはかる

(1)区画9号線の道路改良を急いで実施を

 区画9号線は,駅前大型店への自動車が集中して混雑します。 旧あさひ銀行跡に建設予定の昭和音大キャンパス開発計画(2007年4月開校予定)に伴い,区画道路9号線,万福寺王禅寺線の車の混雑,渋滞緩和策として,この開発計画と合わせて,区画道路9号線の拡幅:一部3車線,大型店駐車場に向かう路線の一部を片側2車線化が計画されています。 この計画の早期実現を求めます。

(2)大型店,南口駅前からのもう一つの出口にあたる万福寺ハイパーフィットネススポーツクラブ前・万福寺一丁目交差点改良の早期実現を求めます。

3 大型店駐車場改善を事業者に要請します

大型店駐車場の駐車状況がわかる表示,駐車場の出入り車の一方通行など適切な誘導,土日に活用できる他施設の駐車場を活用して駐車台数を増やす努力をするなど,事業者に要請します。


日本共産党の交通政策の基本

 車中心のまちづくりから,環境にやさしいまちづくりへの転換。 大量輸送手段の鉄道・バス等の整備・拡充,利用の利便性を図り,快適な通勤・通学,高齢者や障害者,高校生などの交通弱者の足の確保を,交通政策の基本としてすえるべきと考えています。 そのことが,堪え難い自動車の渋滞を解消する有効な手段にもつながると考えます。 幹線道路をまちの中心,住宅街につくり,中心街,住宅街に自動車の流入を増加させることは,慎重に検討すべきです。 歩行者の安全とまちの環境を守り,車の流れをよくするため,一定の交通規制等は,関係住民の合意を前提に実施することは必要と考えます。


新百合ケ丘駅周辺の交通渋滞解消問題は,
川崎市でもこれまで再三協議され具体策がとられてきました

★1996年 学識経験者,交通管理者,地域市民代表でつくる「新百合ケ丘駅周辺広域的街づくり推進協議会・交通部会」で,8項目の「築港通関今日整備メニュー案」をまとめ,2000年度には見直しを行った。 大規模店舗等へ向かう動線・区画道路9号線を道路改良,拡幅整備が必要な道路として位置づける。

★1998年 新百合ヶ丘駅南口広場の,一般車の駐車による混雑が問題になる。 広場改良事業として,タクシー乗り場の移設,一般車用乗り場新設,南口へのアクセス道路のバスレーン,タクシー,一般専用車線整備などを行う。

★2003年 新百合ケ丘駅周辺が,国の「あんしん歩行者エリア」に指定される。 04年,建設局で,事故多発の道路・交差点調査。 住民アンケート実施。 総合的交通安全対策整備のメニュー,スケジュールを作成。

★2004年度 旧あさひ銀行グラウンド後に建設予定の昭和音大キャンパス開発計画(2007年4月開校予定)に伴い,区画道路9号線,万福寺王禅寺線の車の混雑,渋滞緩和策として,この開発計画と合わせて区画道路9号線の拡幅:一部3車線,大型店駐車場に向かう路線の一部を片側2車線化が予定。 手前の押しボタン式信号機の時間設定,大規模店舗から出る車の適切な誘導を事業者に働きかける(04年12月川崎市議会・まちづくり局長答弁)。

★2005年度 大型店,南口駅前からの出口にあたる,万福寺ハイパーフィットネススポーツクラブ前・万福寺一丁目交差点改良を,万福寺土地区画整理事業との関連で,2005年から着手,取り付け角度の改善,排水対策。 信号機,横断歩道の設置など交通管理者と協議を行う。


外周通りの安全問題について

平尾外周通りに一部歩道が設置されます

 平尾外周通り(市道15号線)の台原から119メートルの区画に歩道に設置されることになり,げんざい工事が行われています。 3メートル幅の歩道をつくります。 合わせて,段差のある部分は盛り土をし,散歩道のような歩道もつくることになっています。 平尾外周通りは,台原交差点から坂を登りきったところまで,歩道が団地側にしかついていません。 住民の方から「危険ではないか」という声が寄せられ,議会の一般質問で共産党市議団も歩道の設置を求めました。 歩道のない部分についても,引き続き歩道の設置を要求します。

 また本年度,外周通り(市道15号線)について,一部(宅地分譲角カーブから平尾団地13号棟の角の信号のあるところまで)道路の舗装状況や劣化状況を調査し,どういう方法で改修をすすめるかを判断する調査も現在おこなわれています。 平尾外周通りについてお気づきの点がありましたらご意見をお寄せください。


指定管理者制度導入は住民の利益守る視点で検討を

 03年6月地方自治法244条が改正され,「公の施設」の管理運営に「指定管理者制度」が導入されました。 この法改正で地方自治体が直営で管理,または地方自治体が出資する財団法人や社会福祉法人等に管理委託している「公の施設」を,民間営利会社をふくむ「指定管理者」に管理させることができるとしました。 現在,法人等に管理委託している「公の施設」については,法で06年9月1日までに,直営とするか指定管理者の管理に移行することを義務づけました。 こうしたことから12月議会には指定管理者制度導入に関わる多くの議案が提案されています。 制度導入には,指定要件,手続き,管理基準などを定めた条例の制定をおこないます。

 政府・財界は「官から民へ」の路線にもとづき,「公の施設」民間市場に開放し,企業参入を可能にしました。 しかし,全国の自治体での「公の施設」の株式会社などへの民間開放はそれほど多くはなく,導入しても,従来の外郭団体,財団法人,社会福祉法人を指定管理者にすることが多いようです。 共産党稲城市議団は,指定管理者制度の導入については,管理経費の削減などで負担増やサービスへの影響が出ないようにすることや,施設の利用条件,利用料など,住民の利益を守る視点で検討することなどを求めています。

12月議会に提出されている「指定管理者制度」にかかわる議案

  • 稲城市上谷戸緑地体験学習館条例(条例の制定)
  • 稲城市大丸地区会館設置条例等の一部を改正する条例(稲城市大丸地区会館設置条例,稲城市松葉集会所設置条例,稲城市押立ふれあい会館設置条例をそれぞれ改正)
  • 市立公園に設置する体育施設の管理運営に関する条例の一部を改正する条例
  • 稲城市立保育所設置条例(条例の全部改正)
  • 稲城市福祉センター条例(条例の全部改正)
  • 稲城市公園条例の一部を改正する条例